PPAPから学ぶ!言葉を組み合わせて新しい感覚を作り出す方法


こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

「いい詞を書く方法」シリーズ。
今回は、言葉を組み合わせる、ということです。

言葉を組み合わせて新しい言葉をつくる、
という話は、以前にも少し触れたことがあります。

いい詞を書くための下準備、まずはテーマを決めよう

この時は、作詞のためのテーマ決め、ということがメインでしたが、
今回は「言葉を組み合わせる」ことをメインに。



PPAPとはなにか

改めてうちのブログで紹介することもないとは思いますが。
PPAP、ご存知ない方のために、一応貼っておきます。

ペンパイナップルアップルペンですね。
今回のメインテーマは、これです。

PPAPが生まれた流れ(想像です)

まず、そもそも、なんでペンとアップルとパイナップルやねん、という話なんですけどね。
べつにわざわざ解説しなくてもいいかもしれませんが。

たぶん、アップルとパイナップルって響きが似てるな、と思ったんだと思います。
要はダジャレです。

で、何が似てるって、「ップル」の部分。
韻を踏んでる、というやつです。
当たり前と言えば当たり前ですけどね。
パイナップルの成り立ちがそもそも「パイン」 + 「アップル」なんだから。

んで、もっと言うと、パイナップルの「パイ」の部分がパ行なんですよ。
アップルとパイナップルだけで、パ行が何度も出てくる。

そこへ、パ行の言葉、何があるかな、
と考えると、「ペン」という言葉が出てきます。

これによって、「ペン」と「アップル」がパ行で共通する。
「ペン」と「パイナップル」がパ行で共通する。
「ペンパイナップルアップルペン」とつなげると、なんかおかしいwww
となったわけですね。

・・・たぶんね。
たぶん、こういう流れで出てきたんだろうと、僕が勝手に想像してるだけですが。

語感の似ている言葉を探せ

先ほども書いた通り、要はダジャレ、なんですけど。
響きが似ている、という共通点でもって、2つのものを結び付けられるのであれば、
それはぜひ積極的に使って行けばいいと思うのです。

たとえば。
「パンプキンパンダ」とか。
ハロウィン限定のキャラクターでしょうかね。
可愛いはずだけど意外とホラーなパンダとか。
カボチャの食べ過ぎで体毛が黄色くなった新種のパンダ。好きな言葉はトリックオアトリート。

たとえば。
「ワンカップポップコーン」とか。
ちょっと一杯いきたいときにいいんだよねー。
お値段も手ごろで自販機でも売ってるし。
なにより、未成年でも買っていいってところが最高。

たとえば。
「カッパピーポー」とか。
一般カッパピーポーだよ。
パーリーカッパピーポーは毎晩パーリナイカッパだよ。
好きなすしネタはたまご。

・・・パ行ばかりにこだわりましたけど、
他の言葉でもいいと思います。
いろいろさがしてみたらいい。

意味の似ている、通じ合える言葉を探せ

PPAPの歌詞でもうひとつポイントなのが、
意味が通じ合っている言葉だったことだと思うのです。

アップルとパイナップルは、両方とも果物です。
共通点あり、ですね。

そして、ペンですが。
ペンは、アップルやパイナップルに刺せる、という共通点があります(!)
なので、
アップルペン、パイナップルペンが誕生するわけですね。

・・・無理やりな繋ぎ方ではありますけれど。
これが例えば、パンアップルパイナップルパンだったとしたら。
パンはアップルに刺さりませんね。
ということで繋がらない。残念。

いや、パンに挟んだらいいじゃないと言われると、そうなんですけどね。
でもそしたら普通やん?
パンにはさんだアップルとパイナップルって、ただのフルーツサンドやん。
ペンが刺さってるから面白いんやで。

・・・何度も言うようですが、論理としてはいささか無理があるかもしれません。
が、一見何の共通項もつながりもない言葉が、ちょっと考えてみれば確かにつながってるなぐらいのつながり方をしているとちょうどいいのだと思います。

さっき僕が例を挙げた「パンプキンパンダ」やら「ワンカップポップコーン」やら。
なんの関連性もなさそうではありますけれど、付随して書いたエピソードも見てもらえると。
確かにパンプキンパンダってハロウィンの着ぐるみとかでありそうだし。
ワンカップ大関もポップコーンも、カップに入ってる飲食物だし。
カッパピーポーなんて「河童たち」って言ってるだけだし。

ちょっとこじつけるぐらいで意味がつながる、
それぐらいの距離感がいいのかもしれません。

これが、カッパペーパーだと、
カッパの絵が描かれたトイレットペーパーかな?ぐらいにしかならないので
意味が離れすぎているように思います。

どれが意味が離れててどれが近い意味なのかは、もう個々人の感覚の問題になってくるような気はしますが。
意味が近すぎず、離れすぎず。
あたらしいコラボが生まれるには、距離感が大事なのかも。

例えば、「パンプキンパンダ」という言葉を使って歌詞を書くなら、
ハロウィンやカボチャやらパンダに関する話をいろいろ語っておいて、
サビで「パンプキンパンダ」を登場させる、みたいな形になりますかね。

~~~~~~~~~
年に一回 お友達
ハロウィンだけにやってくる
好きな言葉は「トリックオアトリート」
動物園いちの人気者

パンプキンパンダ
黄色いパンダ
幸せ運ぶよ あなたのもとへ
~~~~~~~~~

こんな感じですかね。

「パンプキン」からも色んな想像ができますし、
「パンダ」も人気のキャラクターなので想像が膨らみます。
双方の意味がかぶらないので、それぞれでイメージが膨らみますし、
かと言って離れすぎてもないので、ひとつのモノとしてまとまる。

色んな言葉を連想させてくれて、着地させてくれるモノが生み出せると、
より歌詞が書きやすくなりますね。

まとめ

ということで、言葉を組み合わせる、という話でした。

題材がPPAPだったので、いささかふざけ気味の内容でしたが。。
語感が似ている言葉を組み合わせると、耳ざわりがよくて、口に出したくなります。

で、意味合いも似た言葉であればよりしっくりくる。
PPAPのように「こじつけ感」を出すと、「ボケ」になってくるんですが、
「納得感」と「こじつけ感」のバランスで、新しい言葉の使い勝手が変わってくるのではないかと思います。

それではまたー。


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