車窓

真実は車窓の向こうの景色のように
猛スピードで遠ざかって
呆気にとられた顔を 他人事のように笑う

見慣れた景色に答えを求めるのは
もはや愚行だ 前を見るのだ

この世を是として走る僕らは
正しい方向へ向かうのか
この世を否として走る僕らは
正しい方向へ向かうのか

決められた道に安堵するのは
もはや欺瞞だ 声を出すのだ

動力は脅迫観念 焦燥感がオイル
正義感のクラッチですべてを繋いで
軋んだ音を撒き散らす


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