しゃべり方、話し方が下手な時に注意したいポイント4つ


こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

ボイストレーナーやってたりすると、
人前でしゃべらないといけないわけですが。
ボイストレーナーに限らず、人前でしゃべる機会はあると思いますが。

自分、話が下手なんですよー、って思ってる人、
いらっしゃいますよね。

僕も、そんなにうまい方ではないんですが。
話がうまくなるポイントを考えてみようと思います。



話が下手だと思われる要因

話が下手!と相手に思われてしまう要因、
どういうものがあるのか、挙げてみます。

  • 話のトーンが平坦、覇気がない
  • 滑舌が悪い
  • 話が順序立てられていない
  • 面白いポイントがない

そんなところでしょうか。

話のトーンが平坦、覇気がない

まずは、話のトーン。
トーンが平坦だったり、覇気がない状態。

多少ならいいんです。
芸人や噺家さんのように流暢にしゃべれなくても、
ある程度できればいいと思います。

一番問題なのは、
ずっとぼそぼそ喋って相手に聞き取れないのが問題。

対策としては、こんなところかと思います。

  • 自信を持ってしゃべる
  • 遠くの人に聞こえるようなイメージでしゃべる
  • 重要なことはトーンをあげる
自信を持ってしゃべる

ぼそぼそ喋ってしまうのにもいろいろ理由はあると思いますが、
一番は、自信を持ってないことが理由ではないかと。

自信を保つための方法、というか準備はいろいろあると思いますが、

しゃべる内容に関する知識をキッチリ勉強しておくとか、
自分の考えは正直にしゃべる、と決めておくとか、
わからないことは素直に認める、とか、
わからないことはしゃべらない、とか。

いずれにしても、「しゃべるぞ!」と思ってしゃべること。
そのために必要なことをちゃんと準備しておくことです。

遠くの人に聞こえるようなイメージでしゃべる

だいたい、人としゃべる時は近くでしゃべりますが。
このとき、すごく近いと勝手に思い込んでしまうことって結構あって。
ほぼ自分にしか聞こえないぐらいの声でしゃべってしまうことがあります。

そういう時は、
遠くの人に聞こえるようなイメージを持っておくと
少なくとも自分にしか聞こえないぐらいの声にはならないかと。

そこまで近くじゃないぞ、とイメージしておくことです。

重要なことはトーンをあげる

ブログを書いていたりしてもそうなんですが、
重要なことは文字の色を変えるなんてことをするわけです。

こうして、変化を付けることで、
読み手は飽きずに読むことができやすくなります。

しゃべる場合も一緒。
重要なことだけはトーンを少し上げてしゃべるだけでも
変化が付いて、飽きられにくくなるはずです。

滑舌が悪いのを治す

話が下手だと思われるポイント2つ目
滑舌が悪い、という話。

実際のところ、多少、滑舌が悪いとしても
そこまで悪影響はないんですが、
相手が聞き取れないぐらい滑舌が悪い場合は問題かと。

対策としてはこんな感じ。

  • 滑舌の練習
  • ゆっくりしゃべる
滑舌の練習

滑舌が悪い、と言われて、普通に思いつく対策は、これですね。
滑舌の練習をする。

アナウンサーさんがやっているような
「あえいうえおあお」
「かけきくけこかこ」
・・・
とやっていく発音の練習をやってみるとか。

「隣の客はよく柿食う客だ」
「東京特許許可局」
・・・
などの早口言葉を練習してみるとか。

根気は、必要ですけどね。

ゆっくりしゃべる

で、地道に滑舌の練習をするのがつらい人は。
まずはゆっくりしゃべることを心がけてみてはいかがでしょうか。

滑舌が悪い!という人は、
自分で思っている以上に早口でしゃべってることがあります。
早口でしゃべった方が時間的に効率がいいと思っていたり、
しゃべりにくい言葉をごまかそうとしてさっさと喋っていたり。

なので、今よりすこしでいいのでゆっくりしゃべる。
それを心がけるだけでも、聞きやすい滑舌になるかと思います。

話が順序立てられていない

話が下手だと思われるポイント3つ目
話が順序立てられていないこと。

例えば、うちのブログって、どんなブログなの?
という説明をするとしましょう。

「dn-voiceという名前のブログです。
ボイトレのことをメインに書いてます。
ボイトレ以外のことでも、
作詞、作曲、DTM、ゲームのことも。
音楽と、趣味のことと、いろいろ書いてます。
あ、ボイトレのこと、わかりやすく読めるように書いてます。
ゲームは、最近はスプラトゥーンにハマってます。
スプラトゥーンはNintendoのガンシューティングゲームで
その前に、ボイトレのことがメインですね。
ボイトレの話をすると・・・」

という感じで書くと、
ボイトレのことが書きたいのか、
音楽のことが書きたいのか、スプラトゥーンのことが書きたいのか。

もちろん、全部書けばいいとは思うのですが、
すべて一気に、ごっちゃにして書こうとしているために、
何を言おうとしているかわかりづらくなってしまっているわけです。

書きたいこと、言いたいことを
ちゃんとまとめて書きましょう、しゃべりましょうということですね。

ちゃんとまとめてしゃべるにはどうすればいいのか。

  • しゃべる前に一旦考える
  • 順序を変える「接続詞」をなるべく使わない
しゃべる前に一旦考える

しゃべる内容がごちゃごちゃしてしまう人は
しゃべる前に一旦、構成を考えるクセを付けるといいです。

まずは、ひとつの話題に絞ってしゃべるということ。
「ボイトレ」のことを話そう、と思うのなら、
「ボイトレのこと」に絞って考えよう、しゃべろう。
という意識です。

またよく言われるのは、最初に結論を言って、その後に「なぜなら」を続ける
ような構成を考えると考えやすいと思います。

「歌には、腹式呼吸が大切です。
なぜなら、歌には整った呼吸が必要だからです」

というように。

先に結論を出すと、
なるほど!となると同時に、
「なぜそう言い切れるの?」という疑問もわきやすい。
そこで、理由を続けてしゃべります。
そうすると、ひとつの話題に絞って、話が聞きやすくなります。

順序を変える「接続詞」をなるべく使わない

もう一点、
話の順序を変えるような「接続詞」を使わないようにする。

「あ、」とか
「そういえば」とか
「その前に」とか

そういう接続詞が聞こえてくると、聞き手としては
せっかく今から「ボイトレの話を聞こう」と思っていたのに
別の話が割り込んできちゃうのか!?となります。

なので、しゃべっている最中に
話題を変えてしまう言葉を言おうとしたときに
「あ、これはダメだな・・・」と思うクセを付けると良いかと。

あるいは、どうしても順序を間違えてしまった、という場合は、
ちょっと間を開けたり、
「ちょっと話が前後するけど・・・」と断りをいれたりして
聞き手側の頭を切り替える時間を作るのが良いと思います。

面白いポイントがない

話が下手だと思われるポイント4つ目
面白いポイントがない、ということ。

これはちょっとテクニカルなので難しいですが、
以下のようなポイントを考えてみるといいのかと思います。

  • ちょっとしたギャグ・面白い言い回しを入れる
  • なるほど、と思わせる豆知識を入れる
  • 考えさせる質問を投げかける
ちょっとしたギャグ・面白い言い回しを入れる

ギャグとか、ひと笑いをやろうとすると、
センスが必要そうな気がしますが。

テレビやYouTubeなんかを見て
取り入れられそうなことを取り入れてみればいいと思います。
芸人のギャグをパクってもいいし、
バラエティ番組で面白かったフレーズを入れてもいいです。

そういう「しゃべる」ということを研究してみると面白いと思います。

なるほど、と思わせる豆知識を入れる

僕の場合で言えば、ボイトレに関する豆知識を入れていくとか。
関連する豆知識を入れていくと、興味を持ってもらえます。

豆知識、というほどではなくても、
自分の得意な分野から、
いまの話題と関連のあるようなものを入れていくと、
「なにそれ?!」となりやすいです。

考えさせる質問を投げかける

考えさせるような質問を投げかけるのも有効です。

「腹式呼吸って、こういうものです・・・わかりましたか?」
「〇〇っていうラーメン屋、知ってる?」
「共謀罪っていうのが成立したらしいですが、どう思いますか?」
とか。

ちょっと考えさせるような問いかけは、
聞き手側として、返答した方がいいな、と思って考えます。
これで、自分のこととして話を聞いてもらいやすくなります。

まとめ

ということで、話が下手なときの対策についてでした。

まとめちゃうと
滑舌よくハキハキしゃべる、
順序立ててしゃべる、
興味を持ってもらうようにしゃべる
ということですが。

「しゃべる」機会はいろいろあると思いますが
少しでも聞いてもらいやすいしゃべり方をしたいものですね。

それではまたー。

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