【ボイトレ書評】3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド

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こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

歌が上手くなるためのボイトレ本書評。
今回はこの本。

「3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド」

著者:AKIRA
出版:つた書房



ざっくりした説明

以前、別の本で
ジャイアンだって歌がうまくなる!音痴も直る♪奇跡のボイストレーニング
という本を紹介したのですが、
それと同じ著者の本ですね。

・・・改めて「ジャイアンだって・・・」の本の書評を読み返してみたんですが、
なんか酷評しているような感じになってますね。。
内容が悪かったわけじゃないんだけどなぁ。

で、今回の
「3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド」
はというと。

ハイトーンボイス、高い声を出す、ということをテーマに
それにまつわる知識をまとめた本です。

読みやすさがいい

のどの周りの仕組みを
イラスト付きで簡単に紹介してくれるのですが、
必要な知識に絞った書き方をされていて
「解剖学とか苦手・・・」「筋肉の名前とか覚えられない・・・」
という人にも、読みやすいのではないかと思います。

で、体がこんな仕組みになっているよ、という説明と、
だからこういう時は喉が枯れやすい、とか、
高音を出すには喉がこう動いてるから・・・とか、
が結びついて書かれている。

なので、
からだの仕組みと、結果として出てくる声や動きが
リンクしていてわかりやすい印象を持ちました。

CDの内容がやや薄いか?

本のタイトルが「3オクターブは当たり前!」とか
結構なおおげさタイトルなだけあって、
内容を期待して読んでしまうのですが。

CDに収録されているトレーニングについては、
ちょっと種類が少ない印象を受けてしまいました。

・・・これは僕の持論ですが、
どんなトレーニングでも、一定の効果はあるはずなんです。
ちゃんと考えながらやれば、ですけど。

その意味では、トレーニングの種類が少なくても、
きちんと考えながら、できないところをつぶしていけば
それなりに効果は出ると思うので、
種類が少ないこと自体は、まあいいかなぁと思うのですが。

タイトルがおおげさなだけあって、
トレーニングの種類が少ないと、
なんだか拍子抜けしてしまうなぁと思ったり。
・・・気持ちの問題ですかね。

その分、本の内容は厚め

高音を出すときに、どういう意識でいればいいのか、
失敗した時にはどこを意識すればいいのか、
などのアドバイスがいろいろと書かれています。

どちらかというと、トレーニングをたくさんやる、というよりは、
トレーニングをやって、その結果、本を読み直して
「ここはこう考えればいいのか」とフィードバックする、
そんな練習方法がいいのかと思います。

わりとAKIRAさんの考えていることを書き連ねてある感じで、
幅広く歌のことに関して学ぶことができるかと。

あと、歌の練習に使えるスマホアプリの紹介や、
発表の場所としてこんなのもあるよ、という紹介など
ちょっとした余談も楽しめるかと思います。

どんな人におすすめ?

「広くボイトレの知識を知りたい」という方に。

高音が出したい!と思っている人だけではなく
ボイトレに興味がある人は
読んでみても悪くはない本ではないかと。

のどの仕組みが分かって、
その仕組みの結果どうなるんだ、ということまでリンクしてわかると、
高音の発声だけでなく、幅広く使える知識だと思うので。

ということで、気になるかたはこちらからどうぞー。


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