【歌声解説】superflyの歌い方、歌唱力を解説


こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

歌い方、歌唱力解説、と題しまして、様々なアーティスト、シンガーの歌い方を解説してみようというこのコーナー。
今回はSuperflyの越智志帆さんです。

Superflyの名前は知っててもボーカルが越智志帆(おちしほ)さんという名前なのを知らない人も多いのではないかと思いますが、そうでもないですかね?

ま、そんなことはさておき、解説していきまーす。



愛をこめて花束を

まずは聞いてみましょう。
Superfly「愛をこめて花束を」

この曲も、もう5年ほど前なんですね。。時が経つのは早いものです。

最低音:midG1
Aメロ「懐かしいこのけし『き』と」
「おどけて見せて欲『しい』」など。

最高音:hiF
最後の転調後のサビ「笑わないで受『け』止めて」
hiFはこの一音だけ、かな?
なので、転調後のサビの最高音は、ほぼhiEだと思っておけば良いと思います。
ちなみに、転調してキーが2つ上がるので、転調するまでのサビの最高音はhiDです。

あ、あとCメロの終わり際「あなたに送る色はーー『Oh』ー」も一音だけhiFまで上がりますね。

midG1は、女性には出せなくはないけど歌に使うためにきっちり出すのが少ししんどいところ。
逆にhiD、hiEあたりは、人によっては裏声に逃げたくなる音域。
高低に音域の広い曲です。

(参考)音名の確認はこちらでどうぞ。

App2.音の名前mid2CやhiCなどの説明。実際の音で確認もできます

Superfly越智志帆の歌唱力1 抜群の安定感

この人の歌を聞くといつも思うのですが、安心して聞いていられるなと。
人間、どうしても音程が微妙に外れたり、声が揺れたりして不安定さが出てしまうものなのですが、この人の場合はほとんどそれを感じさせない。
相当な練習があったんだろうなあと想像しています。

いわゆる、声の支えがしっかりとできている、ということなのだろうと思います。

声の支えについてはこちらも参考に。

63.しっかりした歌声を手に入れたい!声の「支え」を使おう

声帯の締め具合と、息を吐く勢いのバランスが大事なのですが、越智志帆さんはそのバランス感覚がすごい、ということだと思います。

Superfly越智志帆の歌唱力2 声量すごい

声量がすごいです。

先ほど書いた通り、支えがしっかりしているから、というところに通じます。
力強く息を吐き出して声を出して、それが響いて前に出てきます。

特に高音の声の伸びがすごい。
すごいピッチャーが豪速球のストレート投げてる感じです!
大谷翔平か!

歌の練習をする際は、大きな声を出す、ということも常に心がけて練習した方がいいです。
特に、まだ声量豊かに歌えるレベルに達してないな、と感じている間はなおさら。
家で練習したりして大声が出せない、という状況がある場合は仕方ないんですけどね。

大声を出そうとしてむやみに力むのはダメです。
力まずに、声を響かせことを意識してみましょう。

5.声よひびけ!響きを意識すると歌がよくなる

Superfly越智志帆の歌唱力3 低音の響きが豊か

特にAメロ、Bメロあたりの、それほど高くないフレーズを歌っているときに顕著ですが、どっしりとした深い声と言いましょうか、そんな声質で歌っています。

特に口の奥を開き気味で歌っている、ボイストレーナーがよく「あくびするようにー」と例えたりするアレです。
開けすぎると、こもりすぎたりして変な雰囲気になるので、ちょうどいい具合を見つけたいところです。

この低音が効いた感じがないと軽い声になってしまうので、いい声を出したい時には口の開け方、声の響かせ方を意識してみると良いと思います。

Superfly越智志帆の歌唱力4 Cメロのリズム感

3:12あたりからのCメロ、カッコよいですな。

「violet indigo black and blue」
ですね。
violetやblackの最後の子音のはしょり方もあって、シャッフルビートのように跳ねるように、歯切れよく歌っているのが印象的です。

日本人は、この手のリズムに弱いとよく言われますからね。体でしっかり感じ取って覚えてしまいたいものです。

また後半の「あなたに送る色は」は三連符です。

こういうノリのリズムを刻むのが上手いのも、またレベルの高い歌い手の特徴ですね。

まとめ

ということで、superfly 越智志帆さんについてでした。

まとめると。
superflyは歌がうまい。

以上です。

低音を効かせた声、高音で伸びのある声を使いこなせるようになって、シャッフルビートなどの日本人が苦手なリズム感もしっかりと刻めるようになる。
これであなもsuperflyだ!

・・・簡単にできたら苦労はしないですけどね。

それではまた次回、誰かの歌声解説でお会いしましょう!


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