完璧に歌いこなすならCメロを練習しよう!神は細部に宿るという話


こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

主にポップスで使われるフレーズのまとまりの名前、
ご存知かもしれませんが、
Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロ、というものがありますね。

今回はその中でも
「Cメロ」を練習しよう!
というテーマです。

Cメロってなに?
なんでCメロ?

あなたの歌をレベルアップさせるためにお読みくださいませ。



Cメロってなにさ

Cメロとは何か。
ご存知の方は読み飛ばしてください。

そもそも、歌モノの曲の構成として、
Aメロ、Bメロ、サビ
という構成があるのは、ご存知の方も多いかと。

だいたい、2番のサビが終わった後に挟むメロディを
Cメロ、と呼びます。
Cメロが無い曲もありますが。

例えば、なんの曲でもいいんですが、
Superflyの「愛をこめて花束を」という曲。

 

0:18あたりから「ふたりで写真を撮ろう」からのフレーズがAメロ。
そこから雰囲気が変わって
1:03あたりから「約束した通りあなたと」からのフレーズがBメロ
そして、さらに雰囲気が変わって
1:27あたりから「愛をこめて花束を」からのフレーズがサビです。

2番はAメロ、Bメロ、サビこの繰り返しですね。

2番が終わった後、これまでにない雰囲気のフレーズが。
3:17から「Violet Indigo Black & Blue」
これが今回話題にしているCメロです。

今まで登場してこなかったようなメロディなので、
「別メロ」と呼ばれることもあるらしいですが、
ここでは「Cメロ」と呼びたいと思います。

なぜCメロを練習すべきなのか

さて、今回は「Cメロを練習しろ!」という話題なわけですが。
なんでCメロに注目したのか。

Cメロに注目する理由を語る前に、
まず、ほかのパートを考えてみます。

サビについて

まずはサビ

サビは、一番目立つように作られているため、
例えばMVで、例えばドラマのタイアップで
例えばお店の有線放送で、
その曲が流れてくるときに、一番使われやすく、一番耳に残る、
そんなフレーズがサビです。

この「サビ」は、ほっといても練習したくなります。
だいたい、「この曲が歌いたい!」となる時って
サビが気に入ったから、というパターンが多いですからね。
思わず口ずさんでしまうのも、このサビが多いわけです。

Aメロ、Bメロについて

じゃぁAメロ、Bメロはというと。

まず、曲を頭から聞いていくと、
必ずAメロ、Bメロを聞くことになります。
当然ですね。最初のパートをAメロ、Bメロと呼ぶわけですから。

で、メインディッシュはやはり「サビ」なわけです。
サビを歌いたい。
でもサビだけじゃ物足りなかったり、
曲を頭からちゃんと聞いていたりすると、
サビにたどり着く前に必ずAメロ、Bメロを通ります。

じゃぁ、Aメロ、Bメロも練習したいですよね。
やっといた方が、サビにつながっていくから。

サビよりも優先度?重要度?は落とされがちですが、
曲の頭から歌うのに避けられないパート、それがAメロ、Bメロです。

1番、2番のくくりについて

で、特にポップスの曲の大半は、
1番、2番と繰り返すパターンが多いです。

この時繰り返されるのは、
Aメロ、Bメロ、サビ
というくくりです。

なので、曲を2番まで聞いたとすると
Aメロ、Bメロ、サビが2回繰り返して出てくる、と言うことになります。

ここで。
「2番は1番と同じメロディだし、どっちでもいいか」
となることが多いわけです。

特に「この曲をなんとなく歌えればいいか」と思っていると、
1番を練習してしまえば、
歌詞の違い、細かい違いはあれど、2番もほぼ同じ感覚で歌えます。

すると、1番さえ練習しておけば全部歌える!
と思ってしまいます。

1番、2番の後、最後にもう一度サビが出てくるパターンが多いですが、
それも、言ってしまえば1番のサビと同じようなフレーズです。

じゃぁ、1番さえ練習しとけば、全部網羅できるやん!

実際に1曲通して歌うと

さて、「1番さえ練習しとけば」の精神で練習していると。

実際にカラオケやら、ライブやらでは
曲を通して歌わなければなりません。

「1番を通して練習したから、あとは雰囲気で大丈夫!」

とか言ってると。
いざ、2番まで歌い終わって、Cメロに入ると・・・

「あれ、このフレーズ、ちゃんと覚えてないな・・・」

となることウケ合い!

そりゃそうです。あんまり練習してないから。

実際のところ、僕のレッスンを受けてくれる方も、
1番2番、そこそこ仕上げてきてくれているのに、
Cメロだけ急にグダグダ・・・
というパターンも多いです。

もったいない。
そこまでいい感じで来てたのに。

そんなことにならないように、
Cメロもキッチリ練習しましょう
ということが言いたいわけです。

Cメロ練習のポイント

実際にCメロを練習する際のポイントですが。

Cメロだけ特ダシで練習する」です。

Cメロは、1曲通して1回しか出てきません。
なので、メインとなるA、B、サビを練習してても練習になりませんし、
1曲通して歌っていても、5分ぐらいある中のたった10秒程度です。

なので。
Cメロだけを抜粋して練習する。
なんなら別の曲だと思うぐらいの気持ちで。
というのがポイントです。

また、Cメロは他のフレーズと雰囲気が違ったり、
挑戦的なテクニックを多用されることも多いパートです。

今回例に挙げた「愛をこめて花束を」でも、
急に雰囲気が変わりましたよね。
声の雰囲気も、リズムの取り方も、
Cメロならではの歌い方になります。

そのため、1番2番と同じ雰囲気で歌っていこうとすると
かならず失敗します。

目立つAメロ~サビの部分だけにとらわれると、
細かいCメロの部分にまで目がいかなかったりします。

ちゃんと歌がうまい人、というのは、
細かいCメロの部分までキッチリと仕上げてくる、
また、挑戦的なテクニックをCメロに盛り込んで
ここまでのことができる、というのを聞かせてきたりする。

ということで、Cメロという細かいパートではありますが、
おろそかにしないようにしましょう。
神は細部に宿るなんて言いますが、
一見目立たないところもキッチリと、です。

まとめ

ということで、Cメロを練習しよう!という話でした。

軽視されがちなわりに、難しい。
それがCメロという存在です。

曲によってあったり無かったりしますが、
1曲を通して聞いてみて、
Cメロがあったら、「お、ここも練習しないとだめだぞ」
と思っていただければ。

そのかわり、
きっちりキメることができれば
1曲全体を通してカッコよく聞かせることができます。
ぜひ、おろそかにせずに練習してみましょう。

それではまたー。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA