7.カラオケでも上手く歌いたい!音痴を直す方法

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ここまで、声の出し方の基本をとにかく書いてきました。
ようやく、音痴を克服する、という話が出てきましたね。
やっと歌を練習してるっぽくなってきましたね!

音痴を直す方法だけが知りたかったのに、前置きが長すぎるよ・・・と思ったあなた。
そんなことはないです。
前置きは、これでも短いぐらいです。

これまでに出てきた腹式呼吸、声の出し方響き方をしっかりやってから
ようやく、正しく音程をとる、という話ができるのです。

以前の記事を参考にしたい場合は
こちらからどうぞ

それではまいりましょう。



7.1.基本、みんな音痴

そう、これです。
基本的に、みんな音痴なんです。

いや、そんなバカな。歌うまい人もいっぱいいるじゃない。
身の周りにもカラオケうまい人いっぱいいるし。

とお思いのあなた。
そんなことはないんですよ。
正しく音程を取るのは、そんなに簡単じゃないんです。

現に、プロの歌手でも、生で歌うとどうしても音を外してしまう場面があります。
CDの音源だと、きっちり修正されたものが録音されているのでその限りではないですが。

また、カラオケがうまい人も、
よく聞いてみてもらえれば、100%きれいに音程があっているわけではありません。
また、合っている人も、それは事前に練習しているからできるのです。

よく、音痴は簡単に治る!という触れ込みがあったりします。
もちろん、ある程度即効性のある方法もあるんですが、
根本的に治そうとすると、ある程度の努力が必要です。

歌うのは簡単ですが、「うまく」歌うのは難しい

でも、対処法を知って練習していけば、
必ずモノになっていきますので、ぜひ頑張ってやってみてください。

7.2.音が外れるのはなぜ?

音を外してしまう理由。
それがわかれば、その問題を解決してやるために練習すればいいわけですね。

私が考える、音を外してしまう理由は、以下の通りです。

  1. そもそも音程を覚えていない
  2. 思った音程に声が当てられない
  3. 音程は合ってるけど声が安定していない

というところでしょうか。

もう少し細かく分類すると、音が外れるポイントは色々あるのですが、
ちょっとテクニカルになるため、別の章で論じることにします。
基本的な理由というのが上の三つ、ということで。

では、それぞれ理由別に論じてみましょう、そうしましょう。

7.3.音程を覚える

そもそも、その歌がどの音程なのか、
覚えていないとどうしようもないですよね。

この問題点の解決策は、ただ一つ。

とにかく、覚えるまで繰り返し聞く!

以上です。
身もふたもないですが、それ以上の答えはないと思っています。

歌がうまい人は曲を1回聞いただけで覚えられてる、と勘違いしていませんか?
そんなことはない。
好きな歌だから、自然に何回も聞いて、自然に覚えているだけです。

とはいえ、曲を聞こう!としてずっと繰り返し聞くのも大変なので、

  • 通勤電車の中で聞く
  • ランニング、ウォーキングしながら聞く
  • 家の中で曲を流しっぱなしにする

など、生活の中に取り入れてもらって、自然に覚える環境をつくる、
というのが効率的なのではないでしょうか。

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7.4.声を正しい音程で出す

音程を覚えました。
いざその音程で声を出そうとして、結局外してしまう。
そんなことありますよね。

ちょっと、声を出す仕組みを思い出してください。

声帯を適度な力で閉めて、そこに息を通そうとすることで音が発生するのでした。
ギターの弦のような働きをする、とも書きました。

つまり。
適度な力ってどの程度やねん!
というのを体に覚えさせることが大事です。
ギターで言うと、どのフレットを押さえたら、どの音が出るのか、
を知っておくのが大事、ということですね。

これを感覚的に体に覚えこませるために、
よく発声練習でやったりする「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ファ、ミ、レ、ドー」
などを繰り返しやるわけです。
※もちろん、発声練習は音程のためだけのものではありませんが、音程の練習に欠かせない、ということで。

ゆっくりでいいので、
「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ファ、ミ、レ、ドー」
やってみてください。
言葉は全部「ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハー」でもいいです。

例えばこの発声練習用の音源に合わせてみてください。
こちらにあります
5トーンスケールというのをまずはやってみてください。
途中からしんどくなってきたら、無理せず途中でストップしてくださいね。

この時にポイントなのが、

  1. 姿勢、腹式呼吸、口の開け方!
  2. 音程が合っているか、一つずつ確認しながら
  3. のど、首、肩の力が必要以上に入っていないか

です。

音程が合っているかどうか確認しながらやりましょう。
自分で聞いてわかると一番いいのですが、
客観的に誰かに聞いてもらうほうがわかりやすいかもしれません。
もしくは、録音して聞いてみてください。

また、適度な力が重要と書きました。
声帯を適切な硬さに閉めるのに、それほど力はいらないのです。
まして首、肩回りの筋肉はほとんど必要ありません。

不必要な力が入っていると、疲れますし、のどを痛める原因にもなります。
なので、思った高さの音を出すための、最小限の力がどの程度か、
チェックしながら練習してみて下さい。

これ、難しいんですが、こればっかりはやってみないと体得できないのです。

どうしてもやりにくい人。
例えばプロの歌手の人で、高い声を出すときは手を高い位置に、
低い時は手を低い位置に持ってくる人、見たことないですか?

あれ、手の位置を見ることで、体の感覚を呼び起こそうとしている、
んだと思います。たぶん。たぶんね。
声帯は見えないので、目に見える手を使って五感で音程を感じてしまおう
というのは、あながち冗談ではないと思っています。

興味を持たれた方、やってみてはいかがでしょう。

7.5.声を安定させる

思った高さの声が出せるようになったけど、
音が安定しないんだよなー、とお悩みのあなたへ。

ここで出ますよ。腹式呼吸が。

先ほど、声帯を適度な力で閉める、と書きました。
それはできるようになったんだけど、なんか安定しない。

それは、声帯を通る空気の量が安定していないからです。

なぜ歌で腹式呼吸を使うのか。
それは、吐く息を制御しやすいから、でした。

つまり。
一定の量の空気を、一定の間隔で送り込むように制御してやれば
問題が解決するんじゃないでしょうか!(ないでしょうか!)

はい、やってみまーす。

音程はなんでもいいので、
「アーーーーーーーーーー」
と10秒程度しっかりと声を伸ばしてみてください。

この時のポイント。

  1. おなかが一定の間隔で、なめらかにしぼんでいくこと
  2. 音程が揺れない
  3. 音量が大きくなったり小さくなったりしない

です。

音程が揺れるのは声帯の力加減が、
音量の大小が変わってしまうのは送り込む息の量が、
それぞれ一定に保てていないからです。
練習してみましょう。

慣れて、発声練習の音源に合わせて練習してみてください。
ロングトーン用の音源でやってみてください。

そう、ロングトーンという名前なのです。
よく曲の最後に「あーなーたーーーーーーー」
みたいにながーく伸ばして終わったりする曲があるかと思います。
あれですね。
ああいう、長く伸ばす声のことを「ロングトーン」と言います。

ロングトーンは、基本的だけど難しいテクニックのひとつです。
なので、自信のある歌手が「どうだ!」とばかりにやるテクニックでもあります。
きれいにロングトーンを決められると、かっこいいですね。

ロングトーンに関しては、もう少し詳しく書いてます
こちらの記事も参考にしてみてください。

まとめ

音程を正しくとるのは、思っているほど簡単ではありません。
ただ、しっかりと歌を覚えて、音程の出し方の感覚を身に付け、
それを安定して出すための練習方法があります。
続けていれば必ず安定してきますので、ぜひ続けてみてください。


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