71.グルーヴ感を出して歌おう!リズム感、ノリの感じ方、ノリ方

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こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

今回は、歌のリズム感、ノリというテーマで書いてみたいと思います。
ノリがいい、とか、ノリが悪いとか、この曲はノれるとか、そういう言い方をしたりします。
ノれてる感じをグルーヴ感と言ったりします。

この手の話は言葉で説明しにくかったりして、わかりにくい内容だったりします。
また、日本人は基本的にリズム感、グルーヴ感を感じるのが苦手、と言われたりもします。
とはいえ、リズム感の良さも歌の大事な要素なので、ぜひ参考にしていただいて、レベルアップに役立てて頂ければ。

それでは参りましょう。

ちなみに、リズムに関しては何度かこのブログでも取り上げているので、過去記事も参考にしていただければ。



70.1.リズムに「ノる」とは

これ、言葉で説明すると非常に難しいのですが。
テンポ通りにぴったりあって歌っているのが「ノれている」のかと言われると、そうでもなかったりします。

先ほどいくつか挙げた過去記事で、音符の長さや拍子などの基礎的なことを説明していますが、それが理解できていて、ぴったり合うのが前提ではあります。
その上で、リズムにいかに乗っかっているように聞こえさせるかというのがポイントです。

ちょっとだけ譜面をかいて説明します。そんなに小難しいことじゃないけど。

例えば四拍子の曲があるとして。この譜面のように、青くなった音符に対してリズムを合わせるイメージで歌うとします。
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この時、1拍ずつジャンプするように「ポンポンポンポン」と歌っていくような感じになります。
四拍子の4つ打ちのノリ方です。

同じ四拍子の曲でも、この譜面の様に、青くなった音符に対してリズムを合わせるイメージで歌うとどうでしょう。
71_05_slownote

今度は、4拍ずつジャンプするように「ポーーーーン、ポーーーーン」とゆったり飛ぶように歌っていく感じになります。
このどこでジャンプするかというイメージが大事。
これでノリ感、グルーヴ感が変わってきます。

70.2.実際にやってみました

ということで、やってみました。
サザエさんのオープニング曲。「おさかなくわえたどら猫・・・」というやつです。

・・・我ながら、なぜこの曲でやろうと思いついたのかわかりませんが。。。
とりあえずやっちゃったので聞いてあげてください。

まず普通に歌うとこんな感じ。
キーを下げてるのでびっくりしないでくださいね。
先ほどの譜面でいうと、1拍ずつジャンプするように歌っている感じです。

じゃあ、4拍ずつジャンプするように「ポーーーーン、ポーーーーン」と歌う版。
なんとなく声質まで変えたくなってしまって、なんかちょっと気持ち悪いですね・・・陽気でも何でもない!

まあ僕の歌についてはさておき、リズムとしては外れているわけではないのに、なんか雰囲気が変わりましたね。
これ、ものすごーく乱暴に言うと、音をゆったりつなげて出しているからです。
先ほど言ってた「ジャンプする」位置で音を区切っていますが、それ以外の音は基本的につなげています。

先ほどの1拍ずつジャンプする方は強弱がついていて、ジャンプするタイミングの音が少し強くなっているのです。
実際には音を区切っているわけではないですが、強弱によって歯切れよく聞こえるわけです。

ついでなので、もう一個やってみました。今度は裏拍でジャンプする版。
1つめのやつとちょっと違いがわかりにくいかもしれませんが、裏拍にアクセントを置いて歌っています。
ドラムとギターが裏拍を刻んでくれているのがわかりやすいですかね。
聞いているとなんとなく体を揺らして聞きたくなる、そんな感じになるのがこの裏拍を感じながら歌うグルーヴです。

あとやってみて思ったポイントなのですが、「追っかけて」のところ。
僕、思わず「追っかけてぇ」と「ぇ」を入れてしまったのですが、これもちょっとポイントかなと思ってます。
裏拍でジャンプするので、着地点が欲しくなるわけですね。で、着地するための「ぇ」を入れたわけです。
無くても全然いいのですが、その方がノリが出るかな、と瞬間的に思ったので。

71.3.リズム感、グルーヴ感をやしなう

一番ベーシックなリズム感のやしない方、というのは、メトロノームに合わせて何度も練習する、ということなんですけどね。
ここではちょっと違うものをご紹介しとこうかと思います。

リズム感の話をする際に、どうしても紹介しておきたかったものがありまして。
それがこれ。リズム天国というゲーム。Nintendo3DS版と、Wii版です。

つんく♂さんプロデュースのゲーム。個人的にはすごくハマりました。
色んなリズムを体感させてもらえるというのもいい感じなのですが、
あ、この曲やっぱここでボタン押すよね!押すよねー!
という感じが気持ちいいゲームです。

リズム感、グルーヴ感というのを面白く、わかりやすくゲームにしてくれている感じです。
ぜひやってみてください。

まとめ

ということでリズム感、ノリ、グルーヴ感というものを説明してみました。

今回の話はリズム感の中でもわりと基本的な話かと思いますが、どんな曲でもそれぞれのノり方があるんだというのを考えながら歌ってみてください。

音程は合ってるんだけど、いまいちノりきれてないんだよなー、ということも結構あります。
この曲はどこでジャンプするのが正解なんだろう、と考えてみてもらうと、ちょっとわかりやすくなるかもです。


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