84.歌が上手い人はブレずに落ちない!ロングトーンの注意点

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こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

今回は、ロングトーンについて。
ロングトーンについては以前も取り上げましたが、今回は、具体的にロングトーンで失敗しやすいポイントを解説してみたいと思います。
ちなみに、以前の記事はこちら。

28.パワフルに伸びる声を手に入れたい!ロングトーンの練習



84.1.ロングトーンは落ちやすい

ロングトーンを伸ばすときに一番やりがちなミスは、落ちてしまうということです。

落ちるとは、つまり音程が落ちてしまう、高い音が出きらない、ということです。
これ、本人としては意外に気づきにくいもの。
ちょっと例を聞いてみて下さい。Mr.Childrenの「足音~Be Strong」です。

音程がきれいに伸ばせたパターンがこちら。

落ちるパターンをやってみたのがこちらです。

「夢見てた未来はー」、途中まではよかったのですが、最後に少し気が抜けたのか音程が落ちてしまったパターン。
一方、「それほど離れちゃいなーい」に関しては、そもそも音程が外れていて少し低めに出ています。

どちらも結構ありがちなミスです。しかも本人は気付きづらいという。

どうしたらいいのかというと。
ロングトーンの練習をやる、というのが単純な回答。
まずは、先ほど紹介した関連記事にも書いていますが、一定の強さで息を吐く練習をしてみて下さい。
そして、こちらの発声練習音源を使って練習してみて下さい。

その際、音程があっているかどうかを常に意識しながらやってみて下さい。
すごく極論を言うと、慣れれば音程が外れているかどうか自分でわかるようになってきます。

音程が外れているかどうか自分でわかりにくい場合、わざと微妙に音程を外して歌ってみて下さい。
「微妙に落とす」という微妙な加減が難しい場合は、まずはガッツリ外してみてもいいと思います。
とにかく、「ずれてる」「気持ち悪い」という感覚を覚えておきたいわけですね。

84.2.高めに浮くこともある

なんか、ピッチャーみたいですね。ストレートが高めに浮く、みたいな。
野球に興味ない人はわかりにくかったですねすいません。

先ほど、ロングトーンは落ちやすい、という話をしましたが、逆に高めの音程が出てしまうことも多いです。
要するに、ちょうどいい音程を出すのが難しいということなんですが。

ちょっとやってみました。わざとやるのが結構難しい。。

「夢見てた未来はー」が高めに浮いてます。
原因は、力みすぎ、ということになるかと思います。
まずは、発声練習音源などで、高い声が力まずに出せるように練習しておきましょう。
その後、ロングトーンで伸ばせるように。
無駄な力みがある状態でロングトーンをやると、高めに浮いてしまうことが多いです。

84.3.ロングトーンがブレる

先ほどの高めに浮いた音源、もう一回載せておきます。

この後半の「それほど離れちゃいなーい」について。
「なあぁぁあいぁ」みたいな、なんかグチャグチャっとなってる感じありますよね。

こういう、音がブレるというのもよくあるミスです。

原因は、力みすぎです。
ロングトーンの部分だけが力み過ぎているというよりも、そのほかの部分でも力んでしまっていて、
筋力が持たなくなってロングトーンが続かなくなるケースが多いかと思います。

ロングトーンの部分だけではなく、その他の高音の部分などでも力まずに歌えるようにしておく必要があると思います。

まとめ

ということで、ロングトーンの典型的なミスとその対策について書いてみました。

音が届ききらない、途中で落ちてしまう、高めに浮いてしまう、ブレてしまう。
こういう典型的なミスがよく起こるのがロングトーンです。

まずは自分でそうなっていないかを確かめること。
そうなっている場合は、音程があっているかどうかの判断に慣れておくこと、
力まずに音程が出せるよう練習すること、
ロングトーンを一定に伸ばせるよう練習すること
が大事です。


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