【歌声解説】宮本美季さんの歌唱力を解説【THEカラオケ★バトル】


こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

歌声解説シリーズ、
今回は宮本美季さんを取り上げてみたいと思います。

コメントにて、解説リクエストをいただきました。
ありがとうございます。

テレビ東京系「THEカラオケ★バトル」という番組で
いろんな歌を歌っている方です。
何度か優勝もされていますね。

バークリー音楽大学卒業の、超エリートボーカリストさんです。
なんか、すごい。

すごいので、いいところを参考にさせてもらおう。
ということで、宮本美季さんの歌声解説。



宮本美季「JOURNEY」

まずは聞いてみます。
宮本美季「JOURNEY」

 

宮本美季さんの歌唱力1 しっかり支えて響かせる声

宮本美季さん、さすがにどのポイントを見ても、
スキがなく歌いこなしている感じがあるのですが。

とりあえず、しっかりと声を支えることができている、
そして、口の奥でしっかり響かせる声の出し方ができていますね。

・・・このレベルの人に、こんな解説を付けるのは野暮でしかないですが。

のどを無理に締めないような力の入れ方で、
お腹、下半身でしっかり支えて、
伸びやかな声を出す。

教科書のような、お手本のような歌い方だなぁ。と思います。

声を支える、という話は、こちらの記事も参考にどうぞ。

63.しっかりした歌声を手に入れたい!声の「支え」を使おう

宮本美季さんの歌唱力2 ビブラートもきれい

ビブラートもきれい。

0:22あたりからのフレーズ「Feeling your heart beat with mine」とか
0:50あたりからのフレーズ「And here you are by my side」とか。

映像の下の方にカラオケの表示が流れていますが、
そこにビブラートのマークが出てくれてますね。
そのあたりです。

先ほどの、基本的な声の出し方がナチュラルにできているので、
あとは声を揺らすだけ。

逆に、基本ができていないと、かなり無理が出てしまうので、
ビブラートやりたい!という方は、基礎的な声の出し方からです。

ビブラートについては、こんな記事もどうぞ。

歌のビブラートって、結局なんなの?やり方は?効果は?どんなフレーズでかけたくなる?

で、こういう、基本的な声の出し方、
あるいはビブラートのテクニックなど、
全てを安定して出すことができているのは、
ひとえに繰り返して練習した成果なのだろう、と思います。

もうほとんど、できあがっているきれいな声!
としか言いようがなくて、
歌声解説の記事としては面白くなくなっちゃいそう。

なので。
きれいな歌声、ということは前提として。
逆に、ここってミスってるんじゃないの?とか
ここってどうなんだろう?とか
重箱の隅をつつくようなことを、ここからは書いてみようかと思います。

破裂音「B」の音

まずは、超細かい「ミス」?のようなところ。

0:15あたりの出だしのフレーズ「Lying beside you」

「B」の発音、破裂しすぎ感がありますね。
全体を通して大きなミスが見当たらない中、ここだけ特徴的。

これだけの人でも、緊張感や、歌い始めの固さ、みたいなものもあって
こういうところで思わず力が入ってしまう、
ということで、おそらく狙っていないほどの破裂音が出たものと思われます。

特に英語の発音は、子音の発音が強いので、
子音のコントロールが大事です。

また、このフレーズでは、
「B」の部分だけ音程が急に上がるので、
そこもコントロールが乱れる一つの要因になっていると思われます。

マイクの位置

あと、気になっているのが、マイクの位置が高いということ。
マイクが鼻先あたりを狙っていることが多いように見えます。

マイクが口元より上にあることで、
声を上に向けて出そうとする意識が働くため、
伸び、張りのある声を出そうとする意識になりやすいのですが。

それを狙ってマイクを高い位置に持っているのではないか、と思います。

ただ、ちょっと狙う位置が高く、遠すぎて、
マイクに声が入りきっていない部分があるのではないかと。
声がちょっと遠い印象があります。

・・・狙ってやってるのかなぁ。。。
声量が十分あるシンガーさんなので、
多少マイクが遠くても問題があるわけではないと思うんですが。

ただ、例えば、0:32あたりのフレーズ、
「Softly you whisper

この「whisper」だけ、急に音量が上がりますが、
これはマイクが近づいたために音を拾うようになったからです。
ところどころ、こういう音量のブレがある感じがします。

こういうマイクの使い方って難しいんですが、
セオリーとしては、
静かに歌うところはマイクを近くに、
サビなど声を張るところはマイクを離してうるさくなりすぎないように、
という感じです。

これ、狙ってやろうとすると難しいんだよなー。

宮本美季さんの歌声を例えると

宮本美季さんの歌声を何かに例えてみようのコーナー。

「風紀委員」でどうでしょう。

なんというか、あまり非の打ち所がないというか、
守るべきルールをしっかり守って、
きちんとした声を出します!という感じです。

音楽学校を出ているだけあって、
そしてカラオケバトルで優勝するだけあって、
風紀の乱れが見られないようなきれいな歌いこなし。

ただ、個人的には、
もうちょっとぐらい風紀乱れてないと、息苦しくない?
と思ってしまう派です。
僕がそんなに優等生じゃないから思うのかもしれませんが。。。

風紀が乱れているからこその面白さ、というのもあるはず。
乱れすぎると大変なのでバランスは大事ですけど。

「カラオケバトル」というお題目上、しょうがないのかもしれません。
かっちりルールを守ったような歌い方の方が得点が高いのだと思うので。

そういう、いい意味でも、悪い意味でも
「風紀委員」みたいだな、と思います。

まとめ

ということで、宮本美季さんの歌声解説でした。

なんか、ミスの指摘とか、僕の思うことを書いていると
若干ディスってるみたいな記事になってしまった気がするけど。。

基本的に、きれいに歌いこなせているんです。
それは間違いない。

宮本美季さんほどの安定した歌唱力を手に入れるには、
基本に基づいた練習を積み重ねる努力をするしかないと思います。

そのためには、僕のブログを全部読むんだ!w

いや、まぁね、
その安定した歌声を、僕が「いいですねー、きれいですねー」と書いたところで、
多分その解説を読んでも面白くないし、
参考になることが少ないと思ったので、
あえてミスなり、気づいたことなりを書いてみました。

なにかの参考になれば幸いです。

それではまたー。

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