一曲を通して歌う秘策!体力の温存と力の抜き具合で効率よく歌おう!
こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。
今回は、一曲を通して歌う秘策!
とか大げさなタイトルを付けつつ。
一曲を通して歌うのって大変だから、うまくやろうね、という話をしようと思います。
歌を練習されている方は、もしかしたら実感があるかもしれませんが、どうしても後半って、バテてしまいます。
そんな時の対処法などのお話。
一曲通して歌うって大変なの?
歌を練習してるわけでもないって方や、初心者の方は、
もしかするとあまり実感がないかもしれませんが。
繰り返しになるようですが、
一曲通して歌うのは大変です。
いや、全然歌えるし!と思っている方。
ぜひとも自分の歌をチェックし直していただきたい。
何が大変かというと。
後半になるにつれて大変になってきます。
- 後半、バテてきて、高音に届かなくなる
- 同じ理由で、ロングトーンが安定しなくなる
- 呼吸が乱れてバランスを崩す
- 感情を込めすぎて力みすぎてしまう
というところでしょうか。
どうでしょう。自分の歌、そんな風になってませんか?
一曲通して歌うとバテる
歌を歌うって、ある程度パワーのいる作業なので、
後半の方は、どうしても疲れてきます。
じゃあ、どうすればいいかというと。
- 体力をつける
- 体力を使いすぎない
はい。
そのまんまの対策ですね。
体力をつける、というのは、まあ、ランニングしたり、ジム行ったりすればいいんじゃないかと思います。
・・・「思います」というのは、実は僕があんまりやってないからです。。
僕は普段そんなに運動しないタイプなので、人並みより少し低いぐらいの体力しかないと思われますが、それでも大丈夫です。
無論、あるに越したことはないんですよ。
ただ、僕の体感上、最重要ではないかなと。
大事なのは体力を使いすぎないということではないかと思います。
うちのブログでもたまに書いたりしているのですが、
歌の基本は脱力です。
力を入れ過ぎてしまうと、声が出にくくなり、喉が締まってダメージを受けやすくなります。
しかも、後半でバテる。
なので、どれだけ脱力できるか、どれだけサボれるかが大事なわけです。
体力を使いすぎないように歌うために
例えば、こちらの記事なんかも参考にしていただきつつ。
上の記事は、具体的な細かい歌い方の話ですが、
もう少し広い視野で考える体力の温存方法としては。
手を抜いて良いところは抜いとくということです。
手を抜く、というと聞こえがちょっと悪いですが。。
例えば、1番のAメロの出だしから、
雰囲気たっぷりに、泣きそうな表情で、必死に歌う、
ということをやってしまうと、どうなるかというと。
歌というのは、後半、2番、最後のサビに向かっていくにつれて盛り上がるようにできています。
それが、最初からフルスロットルでやってしまうと、最後の方でどうすればいいかわからなくなります。
もう盛り上げようがないですからね。
なので、そんなに盛り上げなくていい場面では、ちょっと軽い気持ちで歌っておく、
サビに入ったり、後半に差し掛かってきたら、だんだんギアを上げていく、というメリハリをつけることが大事です。
また、細かく考えると、同じサビの中でも、盛り上がって高音に上がるところがある一方で
盛り上がりに至るまでに、少し落ち着いて歌う部分というのもあるはずです。
サビのすべてを全力で、というのではなく、
ちょっと頑張らないといけない高音や盛り上がりに集中して、
落ち着いて歌う所は落ち着いて、というメリハリが大事です。
また、ブレスを入れるところでは、キッチリとブレスをしましょう。
ここが乱れると、無駄な体力を使ってしまうことになりかねませんので。
似たようなことは、こちらの記事の一部でも取り上げました。
ブレスをちゃんと入れると体勢を立て直せるよ、という話です。
まとめ
ということで、一曲を通して歌うために必要なことでした。
体力をつける、というのもそれはそれで大事な視点ですが、
無駄に体力を使いすぎないこと。
力を抜けるところは、落ち着いて力を抜いておくこと、
ブレスを入れるところではキッチリとブレスすること。
呼吸を乱して体力が奪われてしまうと1曲もたなくなってしまいますので。
それではまたー。
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— でんすけᔦꙬᔨボイストレーナー (@densuke_snail) March 9, 2018
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