【歌声解説】THE BAWDIES ROYさんの歌い方、歌唱力を解説


こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

今回は、THE BAWDIESのROY(ロイ)さんの歌唱力を解説してみようと思います。

THE BAWDIES、ご存知ですか皆さん。
ボウディーズと読みますよ。

ベースボーカルのROY(ロイ)さんの声の解説です。



NO WAY

では、さっそく聞いてみましょう。
THE BAWDIES「NO WAY」

THE BAWDIES ROYさんの歌唱力1 独特の枯れ声

聞いていただければわかりますが。
かなり「しわがれた」声を出しています。

これ、たぶん色んな声の出し方が混ざってるんだと思います。

ひとつは、エッジボイス
低くうなるような声を出していると
「うううう゛う゛う゛・・・」
という震えるような声が出る、あれです。

R&Bなどのジャンルで、哀愁をにおわせる雰囲気を出すときに使われることが多いですが、
ロックンロールで攻撃的な音を出すのにも使えます。

おそらく、大部分はこのエッジボイスを強く押し出すことで
しわがれた声を作って出しているのだと思います。

エッジボイスに関してはこちらの記事も参考にどうぞ。
歌唱テクニック向上!しゃくりとフォール応用編

もうひとつ、いわゆる「デスボイス」というやつ。
声帯の少し上に、仮声帯と呼ばれる、声帯と似たような形をしたものがあるのですが、
そこを意識的に締めて出す声、だと言われています。

咳払いの声をそのまま応用した声、という言い方もされます。
やってみるとこんな感じ。

最初は咳払いでしたが、それをだんだん伸ばしていくと
「ヴォーーー」という声になります。
デスメタルなどで使われるような声がこれですね。

0:45あたりの「Get out of my 『life』」のところ。
ひときわ大きく叫ぶ箇所がありますが。
いわゆる「シャウト」と呼ばれるような歌い方。
これも先ほどのデスボイスの出し方の一種です。

ROYさんは、この辺の声を自在に使い分けて声を作っています。
ちょっと簡単にはマネできなさそうですが。。

THE BAWDIES ROYさんの歌唱力2 裏声に引っ掛ける

例えば、0:25からのフレーズ
「Wow wow Don’t want you know more」
の終わり際。「more⤴」ですね。

ロックの表現でよく出てくるテクニックです。
先ほど挙げた関連記事
歌唱テクニック向上!しゃくりとフォール応用編
にも出てきます。

先ほどの「枯れた声」がかなり効いているため、
その中にこの「裏声」がひょいっと出てくると、かなりのインパクトがあります。

多用するのではなく、時折混ぜて出してくる。
ここぞという所で使う感じですね。

THE BAWDIES ROYさんの歌唱力3 シャウト!

先ほどもシャウトが出てきましたが。
それよりももっと明らかなシャウト。

THE BAWDIESの特徴のひとつに、激しいシャウトがあります。
この曲にもいくつか出てきます。

2:16あたり、サビ終わりの「Hey!!」
3:45あたり、こちらもサビ終わり「WooooW!」
そしてもう一発3:55あたり「Ahhhhh!!!」

かなり強烈なシャウトが入ってます。
先ほどの「デスボイス」の応用、強化版と言ったところでしょうか。

これは本当に簡単にはマネできない感じですが。
やるにしても、最初はすぐにのどが痛くなるかと思います。
出しやすい音程のデスボイスから練習し始めて
徐々に慣れていく、しかないのではないかと思います。

まとめ

ということで、THE BAWDIESのROYさんの歌声解説でした。

エッジボイス、デスボイス、裏声、シャウト、
色んな声の出し方を、かなり柔軟に変化させて使ってくる、
なかなか見かけないタイプのシンガーさんです。

色々書きましたが、まとめると「すげぇ」ってことです。

これ、そのまま真似するのはかなり難しいので。。
カラオケなどで歌いたい方は、
自分なりの歌い方で歌えばいい、という気持ちでいいと思いますです。

無理に練習してのどをやられないように。

それではまたー。


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