作詞・作詩 | dn-voice

福音

まさしく君は笑ったこれまで出会ったすべてのものを慈しみながらこれから起こるすべてのこ

真実は車窓の向こうの景色のように猛スピードで遠ざかって呆気にとられた顔を他人事のよう

高卒ルーキーが四番バッターを打ち取ってドームが歓喜に沸く瞬間に僕はこの人生が自分には向

夜空に飲み込まれんばかりの高層ビルを見上げて足元にも及ばない自分の人生と比べてみる子供

悩むことに疲れて明日への気力が湧かないとききっとうまくいくから大丈夫とテレビが言って

地面はぐらりとゆれたその微かな軋みは椅子に座ってコーヒーを飲む私にいささかの動揺も与

感情は錯綜します論理では縛れず抱えきれぬ情緒の波が嗚咽になって漏れる時折泣いてしま

大丈夫　君はまだまだやれる　なんてそんなことないだから　大丈夫進化を続ける不道徳が

いつだって私の想いは空のとぼけた場所に飛ぶそれは何故に浮かびそれは何処にか行かんボ

生き抜くということは作られた正義であるそれでも、我々は垣間見える光をこそげ取るよ