DTMを始めよう!Studio One(スタジオワン)インストール編

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さて、ボイストレーニングがメインのこのブログですが、
いろいろあって、DTMの記事も書いていくことにしました。

DTMとは。
Desk Top Music(デスクトップミュージック)の略で、パソコンで音楽を作成することを指します。
最近は手軽に音楽を作成するための環境が増えてきたので、初心者でも音楽をつくることが可能になってきました。

そこで、私が使用している音楽作成ソフト「Strudio One」について
その使い方と、実際の音楽のつくり方をご紹介していければと思っています。



Studio Oneとは

Studio Oneとは、DAWソフト(音楽制作を総合的に行えるソフトウェアのこと)の一種です。
PreSonus(プリソーナス)という会社から2009年にリリースされた、DAWソフトの中では若いソフトです。
もともとCubaseなど別のDAWソフトを制作していたメンバーがスピンアウトして制作したDAWということで、若いソフトとは言え、操作性や性能が高く、音も良いと、人気が上がっているDAWソフトです。

2016年1月現在、Studio One 3というバージョンが最新版としてリリースされています。
Windows版、Mac版ともリリースされており、32bit、64bitとどちらのバージョンもあります。

無償で利用できる「Prime」版、有償版の「Artist」、さらに価格は上がりますが全機能が使える「Professional」版と
ニーズに合わせて試用してみたり、購入することができます。
特に「Prime」版は、無償とはいえDTM初心者にとっては十分な機能を備えているため、いまからDTMを始めたい方にとってはかなり有用なソフトではないかと思います。

実際の機能の確認やダウンロードは、公式の製品サイトでご覧ください。
http://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/

インストール方法

では、インストール方法です。

無償版のPrimeの入手方法としては、
まずは公式サイトにアクセスしてください。
http://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/prime/

おそらくURLが変わることはないとは思いますが、万が一アクセスできない場合は、Googleなどで検索すれば出てくると思います。

上記のページの真ん中あたりに、このように「Primeの入手方法」の記載がありますので、それに沿ってユーザー登録等を実施して入手してください。

S1install_01_prime

登録できれば、下記のような画面に行きつくはずです。(プロダクトキー等の情報は塗りつぶしてあります)

S1install_02_download

ご自身のPC環境に応じて、32bit、64bitを選んでダウンロードして下さい。
ダウンロードボタンの下にある「その他のシステムを表示」を押せば、Mac版もダウンロードできます。

ダウンロードしたインストーラーを起動すれば、こんな画面が出てきます。

S1install_03_install
「次へ」を押しましょう。

S1install_04_install2
「同意」しましょう。

S1install_05_install3
「インストール」を押しましょう。よほどのことがない限り、標準のインストール先で問題ありません。

これでインストールは完了です!

有償版の入手方法

有償版を使ってみたい!と言う方は、公式サイトより購入することが可能です。
http://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/buy/

さっそく購入することもできますが、体験版もあるようなので、一度使ってみてはいかがでしょうか。
インストール方法については、先ほどご紹介した手順と同じです。

ダウンロード版とは別に、USB版というのもあります。
これは、インストーラーがUSBメモリに保存されているもので、USBメモリと分厚い説明書がセットで箱に入って送られてきます。
少し割高になっていますが、インストーラーをダウンロードするのが煩わしい、という方は、こちらを検討されても良いのではないでしょうか。

また、後から音源データなどサイズの大きいファイルをダウンロードする必要が出てくるのですが、USB版であればUSBからコピーできるようになるという利点もあります。
USB版は他のネットショップや家電量販店などでも購入できるので、値段をみて検討されるのもよいかと思います。

起動してみよう

では、さっそく起動してみましょう!

S1install_06_kiyaku

起動すると、ますは利用規約が出てきますので「同意」しておきましょう。

S1install_07_account

続いて、アカウントの登録画面も出てきます。
先ほどインストーラをダウンロードする際、ユーザ登録をされたかと思いますが、
そのユーザー情報を入力すればOKです。

S1install_08_SelectPrime

続いて、どのバージョンで起動するかを選ぶ画面が出てきます。
「Studio One Primeを実行」を選んでください。
「Artist」や「Professional」を購入した方は「購入したStudio Oneをアクティベート」を選んで、連絡されているプロダクトキーを入力すれば使えます。

S1install_09_FireWall

ここで、ファイアウォール通過を許可する画面が出る方は「アクセスを許可する」を押してください。
音源のデータをダウンロードしたりするのにインターネットにつなぐ必要があるためです。

S1install_10_install

さらに、サウンドセット、ループ音源などをダウンロドするかどうかを確認する画面が出てきます。
インストール元や、インストール先のフォルダ等は特に変更する必要はないと思いますので、
このまま「インストール」を押してください。
これをインストールしないと、音源データがないために音が鳴らせません。

サイズがかなり大きいので、気長に待ってくださいね。

さて、ここまでやって、ようやく最初の画面にたどり着きます。

S1install_11_startmenu

何はともあれ、とりあえず画面左側にある「新規ソングを作成」をクリックしてください。
すると、楽曲の情報を入力する画面が表示されます。

S1install_12_newsong

ここでは、とりあえず「空のソング」を選んでおきましょう。
右上の方に、ソングタイトルと楽曲ファイルを格納するフォルダを入力できます。
上の画像ではフォルダを「C:¥MyFoldar」などとしていますが、特に問題がなければデフォルトの場所でよいと思います。

そして右下の「OK」ボタンを押すと、いよいよ楽曲を製作するための画面が表示されます!

S1install_13_NewTrackWindow

いやあ、シックでかっこいいですね!!

音を鳴らしてみよう

見た目の話はさておき、とりあえず音を鳴らしてみたいと思います。

S1install_14_SelectPresence

画面右端の「インストゥルメント」をクリック、
その中から、「Presence」というものがあるので、クリックしてつかんで、真ん中の広い空間に放り込んでください。
すると、こんな感じになります。

S1install_15_PresenceWindow

まず、真ん中の広い空間に、1行なにやら出来上がりました。
これを「トラック」と呼びます。
「Presenceという楽器のための楽譜を書きこんていくところ」と思ってください。

それとともに、別のウインドウ「Presenceの編集ウインドウ」も立ち上がったかと思います。
これはPresenceの音色を編集するための画面です。
このままではPresenceは何の音も出してくれないので「音色を選択」と書いてあるところをクリックして、楽器を選択してみましょう。

S1install_16_Grandpiano

なんでもよいのですが、とりあえずピアノを選択してみましょう。
上の画面上で青くなってる「GrandPiano」を選択してみてください。
これで、Presenceはピアノとして音を鳴らすことができるようになりました。

では、実際に音を鳴らして確認してみましょう。
画面下あたりに表示されているピアノの鍵盤を、適当にクリックしてみてください。

ピアノの音が鳴りましたね!

曲を書いてみよう

では、曲を書いてみましょう。
Presenceの画面は、一旦どこかによけておくか、右上の×ボタンで消してしまってください。

S1install_17_event

上の画面のように、ペンのようなマーク(編集ツールと言います)をクリックして、
トラックの任意の部分を範囲選択すると、そこに「イベント」と呼ばれる領域が作られます。
別のDAWを使っている方は「クリップ」や「リージョン」など別の名称で呼ばれているかと思いますが、StudioOneでは「イベント」と呼んでいます。
StudioOneでは、このイベントの中に楽譜を書きこんでいく、という作業を行うことになります。

S1install_18_EventEdit

一旦やじるしを選び直して、先ほど作った「イベント」をダブルクリックしてください。
すると、下のほうに編集画面が出てきます。
ここに実際の音程、音の長さを書きこんでいけばいいというわけです。

S1install_19_NoteEdit

編集画面にて、おきたい音の高さと位置を決めて、Ctrl + クリックすると、そこに音が置けます。
このとき置けた青い線のことを「ノート」と言います。
ノートの端っこをつまんでドラッグしたりすると長さが変えられますし、
真ん中あたりをつまんでドラッグすると移動もできます。

書きたい音が書けたら、再生してみましょう。
画面下側にある再生ボタンを押してみてください。

どうでしょう。音が鳴りましたか?

まとめ

今回は、Studio Oneのインストールから起動、ごく簡単な操作方法までをご紹介しました。

Studio Oneには無償版と有償版があります。
無償版で物足りなくなったら、有償版に切り替えてみてくださいね。

また、操作の基本としては、イベントを作成し、そのイベントにノートを書きこんでいく、という流れになります。
ひとまずそこまで知っておけば、音を並べていくことはできるかな、と思います。

まだまだいろいろな機能がありますし、知っておくと便利な操作方法もありますので、
随時、順を追ってご紹介したいと思います。

補足

この記事は、「スタジオラグへおこしやす」というブログでも掲載頂いております。
よろしければ、合わせてお読みください。

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