悪魔が歌を語る!デーモン閣下の悪魔的歌唱論を読んだらお前も蝋人形にしてやる!
こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。
おや、蝋人形になりたい方ですかな?
ようこそいらっしゃいました。
では、こちらの本をご紹介いたしましょう。
「デーモン閣下 悪魔的歌唱論」
著者:デーモン閣下
出版:リットーミュージック
デーモン閣下が仮の姿での半生を語る「いろいろやっておく」
この本の前半は、
デーモン閣下が、人間の姿となってから音楽を続けてこられた半生を語られる、
閣下の信者としては非常に読み応えのある内容となっております。
幼少期の頃の話や
どういうきっかけで音楽を始めるに至ったのか、
様々なエピソードを交えながら話してくださる閣下の
サービス精神を存分に味わうことができます。
その中でも、半生を振り返る中で得た教訓として
「なんでもやってみる」という御言葉には、感銘を受けました。
誰もやったことがないことでも、
興味があって面白いと思うものは、なんでもやってみること。
それが新たな能力、才能として芽生えることもあるし、
何かのきっかけで役に立つこともある。
10万年を超えて世界をご覧になってきた閣下だからこそ
語れる御言葉であると存じます。
デーモン閣下がボーカル論を語る
半生をたっぷりと語っていただいた後、
閣下からボーカルとはかくあるべし、というありがたいお言葉を頂けます。
プロとしてどうあるべきか、
ボーカルのテクニックをどう使いこなすか、
どういう気概でボーカルをやるべきか、
といったことを、悪魔的な寛大な御心で説明下さっています。
プロ、アマに限らず、
ボーカリストを志しておられる諸氏にとっては
これ以上の教典はないものと存じます。
プロの現場ではこんなことをやっているのか、
と想像しながら楽しむもよし、
じゃぁ自分がボーカルをする時はこんなところを気を付けよう、
とお手本になさるもよし、
読んでいるだけでも悪魔の世界に近づけるような感覚になれます。
閣下が人間で言う大学生時代の先輩に言われた言葉として
「練習時は、自分が世界で一番下手なボーカルだと思え、
ステージに上がれば、自分が世界で一番上手いボーカルだと思え」
という旨の言葉を挙げていらっしゃいましたが、
悪魔でも納得する言葉、われわれ人間にも実に示唆的ではないですか。
悪魔教の同胞、ボイストレーナーがデーモン閣下の声を分析
巻末には、デーモン閣下の声を分析してくれる
われわれ悪魔教の同胞であるボイストレーナーが登場し、
様々な解説を付け加えてくれます。
「声」というものがどういう仕組みで発生しているのか、
そして、それらの仕組みをどのように使えば、
思った通りの声を出すことができるのか、
簡潔かつ詳しく解説してくれております。
また、デーモン閣下がどのようにテクニックを使い、
われわれに歌を届けて下さっているか、という点についても
実際の楽曲を用いて説明しております。
悪魔的な歌唱に少しでも近づくために
参考にしたい情報ではありますまいか。
どんな人におすすめ?
この本がどんな方におすすめかと申しますと。
・悪魔教の信者の方
・悪魔教の信者になりたい方
・悪魔のような歌唱力を手に入れたい方
といったところでしょうか。
「歌唱力」ということに興味が無くても、
デーモン閣下がどのように歌を体現なさっているのか、
信者であれば興味がわかぬはずがありますまい。
また、この本を読んで悪魔的な歌唱力を手に入れたい方、
本書を手に取った時点で悪魔教の信者となれますゆえ、
迷わず読んでみることをおススメいたします。
わたくしも同胞として、歓迎いたしますよ。
ということで、気になった方はどうぞー。
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— でんすけᔦꙬᔨボイストレーナー (@densuke_snail) March 9, 2018
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