2.ボイトレの前に準備運動から始めよう
ボイストレーニングを始めるにあたって、まずは準備運動からです。
・・・この写真ほど頑張らなくていいですけどね。
声を出す、というのは、からだ全体を楽器にして音を奏でる、ということです。
これは大げさな話ではなく、いい音を出そう、いい声を出そう、とした場合、
からだ中の様々な筋肉を使って、また、使わない筋肉は無理に緊張させずに
バランスよく筋肉を動かす必要があります。
・・・といっても、最初はそんなに意識する必要はありません。大丈夫です。
読み進めるうちに、だんだん意識するようになっていければOKです。
ちなみに、ここではいろんな準備運動を書いてみましたが、
毎回全部やれ、ということではありません。
ポイントを押さえて、体をほぐしてもらう、というのが大事です。
2.1.ラジオ体操をしよう
え、いきなり町内会みたいな雰囲気・・・
そうですよね。すいませんいきなり。
なにも「オオキクセノビノウンドウー」とか言いながらやれ、というわけではないのです。
でもラジオ体操ってみんな知ってるし、けっこう馬鹿にできないほど全身運動になります。
最初から最後まで本気でやると結構疲れるので、
ほどほどに、ストレッチになる程度に、いろんな動きをやってみましょう。
だいたいみんな知ってる「ラジオ体操第一」の動きから抜粋で。
- 軽く屈伸しながら腕を横に振る運動
- 前屈した後に、後ろに反り返る運動
- 足を開いて斜め前に体を倒した後、前で胸を開く運動
- 上半身をぐるっと回す運動
あたりがいいのではないでしょうか。
もちろん、全部やってもらってもいいですが。
ポイントは、肩回りと腰回りをしっかりとほぐすことです。
2.2.首たちをやわらかく
首。くびです。
首、手首、足首の首です。
くびくび言ってると、ゲシュタルト崩壊を起こしそうですね。そうでもないですね。
この辺もストレッチしときましょう。
え、でも、首はのどの付近だからなんとなくわかるけど、
手首、足首は、そんなに関係ないんじゃないの?
とお思いのあなた。
まだまだですね。(上から
後でも出てきますが、ボーカルの基本は姿勢からです。
その姿勢を保つために、特に首、足首は重要な役割を果たします。
首は頭を支える部分、足首は体全体を支える部分ですからね。
手首は、声を出すのに直接影響するわけではないのですが、
マイクを握ったり、感情を入れて歌う際に思いのほか力が入るなど、
何かと使う部分です。
また、緊張感をほぐすためにも、ストレッチしておくといいですよ。
ということで。
- 首を回しましょう。数回程度でOKです。
- 逆回しもやっときましょう。
- 手首をほぐしましょうー
- 足首もほぐしましょうー
特別な方法は特になく、よく運動前にストレッチするときのやり方で大丈夫です。
2.3.表情をやわらかく
次は表情のストレッチです。
表情はやわらかいほうがいいですよね。:-)
「表情筋」といわれるもののストレッチです。
表情筋とは、顔の表情を作るときに使う筋肉や皮膚などの総称です。
顔回りの筋肉を全体的に柔らかくしておこう、ということですね。
ボーカリストにとっては、
発音、滑舌を意識すると、この表情筋をうまく動かす必要があるのです。
また、硬い表情のまま歌うよりも表情豊かに歌ったほうが、見た目が映える、
という意味もあり、表情筋を意識することは大事です。
ということで。
- おでこから、まゆのあたりにかけて、上下に動かしてみましょう。
- 目をぎゅっと閉じて、カッと開きます。疲れ目に効きます。
- 口をすぼませて「うー」の形から、口角を上げた笑顔の形「にー」の形に変えてみましょう。
- 口を大きく開けて、閉じてを繰り返しましょう。あくびをしてのどの奥を開くイメージで。
という感じでしょうか。
各動作、数回ぐらいで大丈夫です。
動きにくいな、と感じる方は、手でサポートしながら動かしてもよいと思います。
ついでにマッサージもすると効果的かと。
まとめ
歌を歌うには、体全体をバランスよく使う必要があります。
肩や腰、首、手首、足首、顔など、体の各部位の筋肉をほぐすことで
歌いやすくなり、緊張感もほぐれます。
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— でんすけᔦꙬᔨボイストレーナー (@densuke_snail) March 9, 2018
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