SMAPの歌声から学ぶ!歌唱力アップの方法。【歌声解説】【中居正広】【香取慎吾】

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こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

今回は、いつもと少し趣向を変えて、コラム的な内容で書いてみます。
ずばり。SMAPの歌声を解説することで歌唱力アップのヒントを探ろうのコーナー!
わーー!パフ!パフ!

盛り上がっているのは僕一人のようですが、気にせずに行きましょう。
ちまたでは、SMAPが解散ということで連日話題ですが、
そんなSMAPの歌から、学ぶべきことはないだろうか、という内容です。

5人もいるので、今回は中居くんと香取慎吾くんを取り上げたいと思います。
他のメンバーも後ほど取り上げますー。



参考曲は世界に一つだけの花です

まずは、聞いてみてください。
中居くんは0:36から、香取くんは2:16あたりから
それぞれ、1番の冒頭、2番の冒頭を歌っています。

中居くんの歌い方

さて、まずはもっとも歌が下手と言われる(失礼)中居くんからです。
実は歌が上手くて、下手なキャラを演じてる説もあるようですが。。
そうだったら逆にすごい。ナチュラルに音を外すのって難しいので。

余談はさておき。
中居くんの歌は、こんな特徴があります。

  • 腹式呼吸になってない
  • しゃくりあげちゃう
  • 喉に力みがある
腹式呼吸になってない

他のメンバーと比べても特に突出しているのがこの特徴。
いわゆる胸式呼吸になっているということですね。

息を吸うタイミングを見ていると、明らかに肩が動いているのがわかります。
これが、胸式呼吸の特徴です。

胸式呼吸だとどうしても呼吸が浅くなり、必要な時に必要な息が不足する、ということが起こります。
なので腹式呼吸でやりましょう、ということですね。
腹式呼吸に関しては、こちらの記事も参考にどうぞ。

しゃくりあげちゃう

出だしの「花屋の」の「な」
「ひとそれぞれ」の「と」
中居くんの特徴といってもいい、しゃくりあげが出ています。

「しゃくり」ってなんじゃい、という方は、
こちらの記事も参考にどうぞ。

このしゃくりですが、音程が急激に変わる際に、その変化について行けてない場合に出るしゃくりです。
「花屋の」の「は」から「な」に行く際に、急激に音程が上がっています。
このとき、一気に「な」が発音できればいいのですが、それができないためにしゃくりあげてしまうわけです。

これ、一般的には、良くないしゃくり、とされています。
わりとよくある症状なので、まずは、自分がそうなっていないかチェックしてみてください。
そして、しゃくりあげずにねらった音程を一気に出す、という練習をしてみてください。

喉に力みがある

よく言われる、力んで声が出ないパターン。
こちらの記事でも書きました

歌を歌う際には、喉の周りの色んな筋肉が総合的に動くのですが、
中居くんの声を聞いていると、一部の筋肉のみを使って歌おうとしているように聞こえます。
本来、音程が変わる度に筋肉を使うバランスが変わらなければならないのですが、
一部の筋肉のみにたよっているため、うまく音程をコントロールすることができていないのです。

この、一部の筋肉のみにたよっている、という状態のせいで、力んでいる状態が生まれているようです。
このことによって、音程が採りづらい、特に高音が出づらい、という症状になります。

こういう症状に心当たりがあるかたは、まずは力まないように声を出してみてください。
発声練習用の音源等を使いながら、
一音ずつ、こんな力加減だな、というのを探っていってみてください。

そして、先ほど出てきた「しゃくりあげ」をしないよう、音程を狙って出す、ということをしてみてください。
繰り返してやってみないと上手くできるようにはなりませんが、練習がものを言います。

香取慎吾くんの歌い方

さてもう一人、香取慎吾くんを挙げてみます。

なぜ中居くんと香取くんを並べたか、というと、
この二人、特徴としては似ているところがあるなと思ったので。

その特徴とは、
喉の力み方が似ている、ということです。

中居くんほど一部の筋肉のみに頼っている、という感じではないですが、同じような傾向です。
香取くんの場合は、どちらかというと踏ん張りすぎているように聞こえます。
なので、ずっと声を張り上げている、というか絞り出してるように聞こえます。
もっと力を抜いて、楽に歌ってしまっていいと思います。

歌は脱力が大事。

まとめ

ということで、中居くん、香取くんの歌い方をみて、参考にできることを取り入れようという話でした。

・・・修正点ばかり挙げてて批判っぽい感じになってしまいましたが。。
その代わりと言ってはなんですが、丁寧に歌っている、ということも言えると思います。

コントロールを失いかけた瞬間でも、もう少し持ちこたえようとする意識が、歌の中に見て取れます。
なので、多少音が外れていても、ダメな歌、とはなりません。

こうした丁寧さも、SMAPを長年続けられた要因の一つなのかもしれませんね。


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