57.カラオケ上達のために!歌が上手くなる曲の選び方

57_top
こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

ボイストレーニングをやっていると、よくされる質問として
「どの曲を練習したら歌が上手くなりますか?」というものがあります。

結論から言うと、そんな曲はない!です。

だいたい悩んでいる人は即効性のある特効薬のようなものを求めたりしますが、
簡単に歌が上手くなる方法があるのなら、みんなやっておりますとも。

とはいえ、その人の練習に合う曲、合わない曲があるというのもまた事実。
今回は、練習に使う曲の選び方について書いてみたいと思います。



57.1.得意を伸ばすか、苦手を克服するか

練習する際に「この曲にしよっ」と選ぶ目的としては、ものすごく大雑把に分けると以下の2つが挙げられるかと。

  • その曲が好き
  • 難しい曲だから練習になると思って

「好きだから!」という理由なら、もうそれは止めはしないです。好きな歌を歌ったらええ。
好き、という感情がきっかけになって練習を始めるのも、全然アリだと思います。
というより、その曲が好きだということは、おのずとそういう歌い方をしたい!ということにもつながるので、
自分が思った通りの歌い方ができるように練習すればいいというものです。

逆に、難しい曲だから、ということは、
自分に苦手分野、弱点があることを知って、それにあえて挑戦するパターンです。
そのためには、自分の弱点を知っておく必要があるので、少しレベルの高い選び方ですな。

好きな曲から練習を始めてみてある程度歌えるようになったら、
自分の得意な歌い方、苦手な歌い方が何となくわかってくるようになります。
その時、そのまま好きな曲を選んで得意分野を伸ばしていくのがいいのか、
逆に苦手な分野に手を出して幅を広げるのがいいのか、
その時その時で、自分の向かいたい方向に応じて曲を選んでみるのが良いかと思います。

57.2.自分の出せる音程なのか

得意、不得意に応じてどの曲を選ぶのかを決めるといいよ、と言いましたが、
その得意、不得意の中には、出せる音程、というものがあります。
いわゆるキーが合うかどうかということですね。

最近の曲はどんどん音程が高くなっている傾向があるといわれていますが、
こんな声でねーよ!と怒っていても練習にはなりません。

練習の目的が高い声を出せるようになるというポイントに絞られるのであれば、
少し高い音程が出てくる曲を選んでもいいと思います。
高音という「苦手」を克服するという目的ですね。
前回の繰り返し練習の記事でも書きましたが、高音の部分を区切って、繰り返して練習してみましょう。

逆に、高い音をいったん置いといて、、ということにするのであれば、
自分の出しやすい音程の歌に絞った方が良いと思います。
あるいは、キーを落として出せる音程にするか。

高音が出せないと、どうしてもその出来ない部分に注力して練習してしまいがちです。
本来の練習の目的は何か。音程を安定させるのか、リズム感をつかむのか、表現力を付けるのか、
やりたい練習をやるのに、高音が出せないことに引っ張られてしまうのはもったいないです。

なんとなく、カラオケでキーを下げるのはカッコ悪いという風潮がありますが、全くそんなことはないです。
なぜなら、高音を出すのは難しいテクニックだからです。
自分の声に合わないな、と感じたら、積極的にキーを変えるようにした方が練習としては効率的です。

57.3.自分の得意、不得意なジャンル

得意、不得意でいうと、自分に合った「ジャンル」というのもあるかと思います。

  • オペラ、声楽
  • ロック、パンク
  • ハードロック、メタル
  • ジャズ
  • R&B
  • ヒップホップ、ラップ
  • 演歌
  • etc…

細かいものも含めるともっとあるかと思いますが、なんとなくすぐに思いつきそうなものを並べてみました。

まず、どんなジャンルをやりたいのかを決めてみてください。
好きな曲がロックだから、ロックやりたい、みたいな決め方でいいと思います。

それを練習していくうちに、あぁまだこの歌い方ではカッコよくないな、と思えば、
同じようなジャンルの曲を新たに練習してみればいいと思います。

逆に、なんだかモノになってきてカッコよくなってきた、となれば、
少し雰囲気を変えてR&B的なものに挑戦してみたり、急に演歌を歌ってみたり、と
幅を広げるために別のジャンルを選択してみてもいいかもしれません。
急に演歌にすると雰囲気変わりすぎですけどね。。でも試みとしては面白いかも。

まとめ

ということで、練習曲の選び方を書いてみました。

基本的には好きな歌を歌えばいいと思います。
その中で自分の得意、不得意がわかってくれば、
得意を伸ばすのか、不得意を解消するのかによって練習曲を選んでみる、というのが
より歌が上手くなっていくための近道なのではないかと思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA