58.歌が上手くなったことを実感しよう!自分の成長を実感する方法と、その効果について
どうも、ボイストレーナーのでんすけです。
歌の練習、ボーカルという楽器は、特に他の楽器と比べても、上手くなったという実感を持ちにくいもののようです。
実際に僕がボイストレーナーとして「上手くなってる」と伝えても、本人としては「そうですかねぇ。。ありがとうございます。」という具合に、いまひとつ実感が伴っていないこともよくあります。
はたして、どうやったら実感が持てるのか。
そもそも本当に実感する必要があるのか?
というところを、今回は書いていきたいと思います。
58.1.上手くなった「実感」とは何か
そもそも、上手くなったという実感とは、どういうものでしょう。
それはつまり、出来ていなかったことが出来るようになった!と思えることです。
ということは、まず「出来ていない」という実感と、「出来た」という実感がなければ成り立たないということです。
意外と多くの人が、自分は出来ていない、という認識ができていないのです。
あるいは、歌が下手だなぁと思っていたとしても、具体的に何がダメなのかがわからなかったり。
そうなると、「良くなった!」と言われたところで、「なにが?」となるわけです。
元々のダメなところがわかっていないのだから、どこからどう良くなったのかがわからないのです。
58.2.まずは自己分析をしよう
以前、
自分の歌を客観的に聞こう
というような記事も書きましたが、まずは自分の歌を客観的に聞いて、何が良くて何が悪いのかを自己分析してみましょう。
- 音程は合っているか
- リズムは合っているか
- 声質はしっくりきているか
あたりを、客観的に厳しく聞く、というのがポイントです。
これができていると、実際に練習をしていってできるようになった時に、「前は出来てなかったはずが、いまはできてる!」と実感できることになるはずです。
58.3.人に聞いてもらうことも大事
自己分析をした!と言っても、やはり自分だけの耳では聞き取りきれないこともあります。
なので、他人の耳を積極的に借りましょう。
ボイストレーナーに聞いてもらうのであれば、どこがどうよかった、どこがどう悪かった、
ということを具体的に説明してくれると思います。
一般の人に聞いてもらうと「なんか上手くなったね」というぐらいの感想になるかもしれませんが、それだけでも、上手くなっていると実感するためには十分です。
そもそも、あなたの歌を聞くのは、僕のようなボイストレーナーではなく、音楽をやったことのない普通の人たちであることが多いわけです。
その人が「いい!」と言っているものは、素直に受け止めればいいと思います。
もちろん、それで完璧であるわけではないのもまた事実。
なので、慢心はせずに、良い歌を追求したいものですね。
58.4.そもそも上手くなった実感が必要か
実感することが必要かどうかでいうと、間違いなく必要です。
なぜか。
- 自信が持てるようになるから
- 自己分析が出来ている証拠だから
自信が持てる、というのは、モチベーションの話ですね。
モチベーションの保ち方
というような記事も書きましたが、自分が上手くなっていってるなーと実感できると、モチベーションも上がってくるかと思います。
自己分析が出来ている、というのは、ここまでに書いてきた話ですね。
成長の実感ができない、ということは、自分のダメなところがわかっていない、ということです。
そうなってくると、自分のどこを直したらいいかがわからない、ということになります。
やみくもに練習していて、偶然良くなる可能性も無くはないですが、何がダメだから直す、ということがわかって練習したほうが効率がいいですよね。
まとめ
ということで、上手くなった実感をすること、について書いてみました。
実感が持てないのは、自己分析が十分に出来ていないためです。
まずは自分の歌を客観的に聞いてみてください。
自分の実力がわかっているかどうかで、今後の成長にも違いが出てきます。
その上で、他の人に客観的に聞いてもらって、上手くなったね!と言ってもらうことも大事です。
上手くモチベーションを高めて練習していきたいですね。
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— でんすけᔦꙬᔨボイストレーナー (@densuke_snail) March 9, 2018
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