42.歌が上手くなるために自分の歌を客観的に聞こう!
前回の記事で、自分の歌を客観的に聞くのが大事、ということを書きましたが、
それは具体的にどうやったらええねん?という話です。
42.1.客観的に聞くって難しいの?
はい、自分の歌を客観的に聞くのは難しいです。
何が難しいかというと。
- 自分に聞こえている音と、周りに聞こえている音が少し違う
- 自分の歌が(リズムや音程などが)合っていると思い込んでいる
ということです。
42.1.1.自分に聞こえている声はちょっと違う?
これは、物理的な問題ですね。
自分で出した声というのは、自分の骨を通って、自分にしか聞こえない音としても聞こえています。
これ、骨伝導という現象で、骨導音という音が聞こえているのです。
ところが、周りにいる人が聞いているのは、実際に空気中に放たれた音が空気を伝わって聞こえる音のみです。
自分で聞こえているのは、この空気を伝わる音と、骨伝導の音、混ざった音です。
なので、自分自身に聞こえている音と、周りに聞こえている音が少し違うわけですね。
42.1.2.合ってると思い込んでる?
2点目、思い込んでいるという点。
これは意外とよくあることです。
だいたい歌っている人は、こんな音程、こんなリズム、と思って歌っているわけです。
結果的に、出た音が正しいかどうかを省みなかったりするわけですね。
そんな風に思い込んでいるうちは、客観的に聞くことができません。
42.2.客観的に聞くための聞き方
さて、客観的に聞くのが難しい、というのがわかったところで。
どうすればええねん、という話です。
まあ簡単に言うと、骨伝導に惑わされず、思いこみを無くして聞けばいい、ということなんですけどね。
簡単な方法は2つほど。
- カラオケなどのスピーカーからの声を聞く
- 録音して聞く(スマホでも、レコーダーでも)
まあ要するに、物理的に外側から音が聞こえる状況にしてしまうということですね。
マイクを通してスピーカーで聞くと客観的にはなりますが、
録音してから後から集中して聞く方が、より客観的になりやすいと思います。
実際に録音して聞くポイント
というような記事も書きましたので、そちらも参考にどうぞ。
42.3.聞く耳を育てることも大事
客観的に自分の歌を聞くのはいいのですが、聞いたところで何もわからなければ意味がないわけですね。
まずは聞く耳を持っていないといけない、ということです。
で、どうやって聞く耳を育てるか、ということですが。
根気、ですかね(え
半分冗談ですが、半分本気です。
まずは、何がいい音、いい歌なのかということを知らないといけません。
僭越ながら、僕のブログの記事をいろいろ読んでみてください。
それを参考にしながら、いろんな歌を聞いてみてください。
たくさん聞く!ということが大事ですね。
その時、何が良くて、何がダメなのか、考えながら聞くことが大事です。
初めのうちは、具体的にどこがいい、悪い、というのがよくわからないものです。
何度も聞いてみることで、次第に分かるようになってきます。
そういう意味で、根気も必要、ということですね。
まとめ
客観的に自分の歌を聞くこと、これが歌が上手くなるためにも重要なポイントの一つですね。
マイクやスピーカー、レコーダーなどを使って、
自分の声がどうなっているのか、実際に聞いてみるようにしてください。
そして、何が良くて、何がダメなのか、考えてみるようにしてください。
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— でんすけᔦꙬᔨボイストレーナー (@densuke_snail) March 9, 2018
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