作詞に使う言葉を増やそう!語彙力を付けて表現を豊かにする方法
こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。
「いい詞を書く方法」シリーズ。
今回は、語彙力を付ける、ということについて。
語彙力がないとダメかというと、そういうわけでもないのですが。
でもやっぱり、いろんな言葉を知っておいたほうがいいですよね。
武器は多い方がいい。
そんな、語彙力を豊かにする方法について。
いろんな作品を読む
まぁ、とにかくいろんな作品を読む、ということです。
出会ったこともない言葉は、使うことはできません。
まずは言葉と出会うことから始めましょう。
歌詞や詩でもいいですし、小説でもいいでしょうし。
僕が子供の頃はよく「新聞を読みなさい」とエライ人に言われたものですが。
今でいうとスマホニュースでしょうか。
できるだけ、ちょっと難しめ、というか自分の知らない世界の本を選ぶと、
いろいろと知らない言葉に出会えていいと思います。
言葉との邂逅によって聡慧にして悧巧な叙述を発想することができ、
豊饒な描写が容易くできることになるでしょう。
・・・わざとらしく難しい言葉を使いましたが、つまりは、
いろんな言葉に出会えるとヤバいイマジネーションわくし、
パネェプレイとかチョー余裕っしょ。秒でできんじゃん?マジで。
ということです。
類語辞典を使う
僕はよく使うんですけど、類語辞典。
似たような意味を検索してくれる辞書のことです。
ある言葉を思いついたときに、ちょっと別の言い方が無いかな?と思って探すときに便利です。
たとえば。「方法」という言葉を類語辞典で調べてみると。
「順序」、「筋道」、「手続」、「操作手順」、「仕様」、「プロシージャ」、「手立て」、「やり方」、「仕方」、「方式」、「遣り方」、「メソッド」・・・
など、いろんな言葉が出てきます。
「プロシージャ」やら「メソッド」など、普段あまり使わない言葉も出てきたり、
少しだけニュアンスの違う「順序」、「筋道」という言葉も出てきます。
いま思いついた言葉と、ちょっとだけニュアンスが違うんだよなー、
というときなどに、類語辞典で調べてみると、なにか発見があるかもしれません。
連想ゲーム
これは語彙を増やすというよりも、言葉の言い換えを練習する、という方があっている気もしますが。
ある言葉を思いついたとして、その言葉から連想される言葉を探していく、ということです。
例えば、「犬」を別の言葉で言いたいとして。
色んな表現をしてみましょう。
- 人懐っこいペット
- 茶色の毛むくじゃら
- ぬいぐるみみたい
- 四本足の天使
- 鼻をなめてくる奴
- ほうきみたいにしっぽを振る生き物
- 鼻の利く相棒
- 小屋に住む猛獣
- 肉食動物
- 電柱におしっこしちゃう
こんな感じで。
無理やり10個挙げなさい!みたいに縛りを付けたほうがいろいろ出てきていいかと思います。
この「言い換え」をしているうちに、ひとつの言葉に対して色んな見方をできるようになるし、
ニュアンスは思いついてるけど言葉で表現できない!という時に言葉を調べるきっかけにもなる。
そんな風にして言葉を知っていくといいかと思います。
マインドマップを使おう
マインドマップ。
こちらの記事でも以前ご紹介しました。
このマインドマップを使って、連想ゲームをやってみてもいいと思います。
ペットとして、なつくとかわいいよね、なついたら抱っこしたくなるよね。
という感じで、連想していくといいと思います。
連想の過程も残していけるので、より色んなイメージが言葉として残せる。
あと、左下に「下僕」という文字があったりもしますね。
「社会の犬がっ!」みたいな使われ方をするやつです。
こういう毒っぽいのもあぶり出していけると、表現の幅が広がっていきます。
まとめ
ということで、語彙力を付けよう、という話でした。
いろんな方法がありますが、
いろんな方法を使って、
いろんな言葉と出会うこと。
これが一番大事なのだと思います。
語彙力が付いてくれば、ひとつのモノに対して色んな表現ができるようになります。
詞の世界観が広がることになって、楽しくなってきます!
それではまたー。
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— でんすけᔦꙬᔨボイストレーナー (@densuke_snail) March 9, 2018
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