100.自然に歌えるようになってから、本当の表現が始まる

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こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

「歌が上手くなる方法」シリーズ、記念すべき100記事目です!
わー。パチパチパチー。

べつに、100だから何があるわけでもないですけど。
だんだんめんどくさくなってきたので、タイトルのナンバリングを外そうかと思っていますが。

そんなことはさておき。
今回は、「自然に歌えるようになってから、本当の表現が始まる」という、
なんかわかったようなわからんような、詩的な表現のタイトルです。

本当に歌がうまいって、どういうことなんだろう。
そんなことを追求するためのヒントになるかも!?



100.1.自然に歌えるようになるとは

まず、自然に歌えるようになる、というのはどういう状態かというと。

歌を歌うには、メロディを覚えて、歌詞を覚えなければいけません。
だいたい、歌うときって、
「あー、次の歌詞なんだっけ、あそうそう・・・」とか
「次、サビ終わったら間奏入るな、そうそう・・・」とか
ちょっと思い出し思い出ししながら歌ったりしませんか?
特に練習を始めたばかりの時はそうです。

あと、ボイトレに通ったりしている人は特に実感があるかもしれませんが、
先生から指摘があったところだな、と意識しながら歌う場合もあります。
「ここは音程が外れやすいと言われてた」
「リズム外しやすいところだな」
「高音は集中して・・・」
などなど。

これはそういうもので。
まだ覚えてもいないものは、「えーっと次、あれだな」と思いだしながらやらないとできないものです。
これは歌に限らず、どんなことでもそうだと思いますけど。

それを、「えーっと」すら思わずにできるようにする
これが、「自然に歌えるようになる」状態です。

歌詞カードを見ていたり、
「ギターソロが入ってきたからここでは歌わないんだっけ」と思ったり
「あ、リズムを意識しないとっ!」と思ったり。
そんなことがないように、もう体で覚えてしまうということです。

それには、かなりの回数の練習、歌いこみが必要です。
何度も繰り返し練習して、その境地に達しましょう。

100.2.自然に歌えるようになった先に

で、何にも考えなくて歌えるようになったら。
改めて、自分の歌を聞き直してみましょう。

どこか不自然なところはないでしょうか。

それは、音程やリズムが合っていない、という所かもしれません。
でもそれだけではなく。
合ってるんだけど、なんかカッコよくない、しっくりこない、ということもあるはず。

そこです!歌が上手くなるポイントは。

音程もリズムもあってる。歌えている。
でも、「いい歌」じゃない。
それはなぜなのか。
これを考えるのが、本当の意味での歌の練習です。

息を抜きながら声を出すべきなのかもしれません。
逆に、はっきりした発音で伸びのある声を出すべきかもしれません。
裏声に近いような甲高い声が良いのかもしれないし、
胸に響くような重い声を出すべきなのかもしれません。

とにかく、この歌を歌うのに、どんな声が適切なのか?
これを考えて、当てはめていくこと、
表現を追求していくことが、歌の練習の本質です。

100.3.すべては練習の後に

それもこれも、「自然に歌える」状態までできてから、です。

それができないうちは、
ちょっとしたミスや直すべきポイントが邪魔をして、
練習をするにも効率が悪くなってしまいます。
表現力を磨くべきなのか、ただのミスでそうなっているのかわかりづらかったりする、ということ。

なので、「自然に歌える」状態までできるのが理想です。

長らくレッスンに通っていただいている方でも、1曲を何か月も練習して、ようやくこういう話ができる人もいらっしゃいます。
歌を練習するのも、簡単なことではないのです。

100.4.そうは言いつつ、現実は

そう言いつつ、「自然に歌える」状態に達するまでに時間がかかるよ、と言っているので。
趣味で歌を習いたいわーと思っている人が、仕事の合間を縫って、休みの日だけを使って、
なかなかそこまで練習時間を取ることができない、というのも現実です。

なので、まだミスが目立つような場合でも、
「歌の表現としてはこういう声の出し方がいいのでは」
という話をすることもあります。

これは、なかなかうまくいきません。

ただ、間違えないでほしいのは、
出来ないのがダメだといいたいのではなく。
そこまで習得するには時間と労力がかかるんだよ、ということです。

要するに、出来なかったからと言ってすぐにあきらめる必要はないということです。
練習を続けていくと、できるようになることも確実にありますので。

まとめ

ということで、「自然に歌えるようになってから、本当の表現が始まる」でした。

100個目の記事にふさわしい内容、だったのか?
わかりませんが、今後もブログを書いていこうと思いますので、引き続きご愛顧ください。

これからも、気長に歌の向上を目指していただければと思います。
私自身も精進いたします。

それでは、またー。


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