30.声の響きをよりよくしたい!ハミングで自宅でもできる発声練習を
以前の記事で、声の響きが大事と書きましたが。
具体的にわかりづらいなー、とか、
なんとなくできてるかどうかわかりづらい、とか
口を開いても響いてないような気がする、とか。
そんなお悩みをお持ちの方に、今回はハミングの練習をご紹介します。
ちなみに、アイキャッチ画像はハチドリ(ハミングバード)です。
30.1.ハミングとは
そもそもハミングとは何か。
なんとなく、鼻歌のようなものをイメージされるかと思いますが、おおよそあってます。
軽く「んーー」と発声してみる、これがハミングです。
舌を、軽く口の上の部分(軟口蓋といわれるあたりです)に付けておいて、「んーー」です。
ポイントとしては、
- のどに力が入っていないこと
- 鼻から声が抜けているイメージで
- 鼻に触れるとビリビリと震えている感じ
というところでしょうか。
いい感じになっていると、こんな感じ。
鼻から声が抜けていくような感覚になると正解です。
いわゆるノド声になっていると、こんな感じ。
鼻が震えているというよりも、のどだけが震えている感じになります。
30.2.ハミングの何がいいのか
で、ハミングをすると何がいいのか。
冒頭で書いていた「声の響き」を確認するのにわかりやすい声の出し方とされています。
なので、ハミングで「いい感じ」の声を出しておいて、そのままほかの言葉を発音してみることで、
うまく響く声の出し方を補助しながら出すことができる、というわけです。
例えばこんな感じ。
こんな感じでハミングのいい響きを、ほかの言葉に応用する、
「ん」→「なあー」という感じです。
「んーーなあーー」に限らず、「いー」「うー」「えー」「おー」でもOK。
30.3.ハミングの使いどころ
このハミング、初心者の方から、慣れてきた人のウォーミングアップに使われたりといろいろ使い道があります。
まずは、声の響きがよくわからない、とか、ほんとにできてるのか?と不安になっている人など、
いわゆる初心者の方向けに、正しく響くとこんな感じ、というのを確認してもらう目的で使います。
やってみてくださいね。
あるいは慣れてきた方でも、例えば寝起きで声が出ないような気がするわーとか、
今日はなんか調子が悪くて声の出が悪い気がするぞ、というときに、
一回基本に立ち返って、ハミングして確認してみる、という使い方もあります。
やってみてくださいね。
まとめ
声の響きを確認するのに有効な「ハミング」をご紹介しました。
軽く舌を口の上に付けて、「んーー」と言うだけです。
鼻に抜けるような声を、のどに力を入れないように出すようにしてください。
手軽に確認できるのでおすすめです。
あまり大きな声を出さないので、うるさくならないのも良いところかもしれませんね。
それではまたー。
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— でんすけᔦꙬᔨボイストレーナー (@densuke_snail) March 9, 2018
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