87.歌が上手くなりたいなら要チェック。音を探るクセをなくそう。

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こんにちは。ボイストレーナーのでんすけ(@densuke_snail)です。

今回は、音を探るクセについて。

音を探るとはどういうことか?と思われるかもしれませんが、
案外気づかないうちにやってしまっている方も多いはず。

歌が上手くなりたい方、カラオケがうまくなりたい方。
思い当たる節がないかどうかチェックしてみましょう。



87.1.良くないしゃくり上げ

早速ですが、「音を探っている」とはどういうことなのか、実際に歌ってみましたので聞いてみて下さい。

SMAP「世界に一つだけの花」です。
まずは普通に歌った感じ。

はい。そうですね。そんな感じですね。

では、音を探っている感じ。

ハイ、どうでしょうか。
探ってます。いい感じに探ってます。

だいぶ大げさにやってみましたが、わかりましたか?

出だしの「花屋の」のところ「はな⤴やの」
「いろんな」のところ「いろんな⤴」

これは良くないしゃくり上げです。
急激に音程が上がる箇所などでよく見られる現象です。
急な音程変化に対応できず、探りながら音程を合わせに行っているパターンですね。

しゃくり上げの関連記事もありますので、参考にどうぞ。

SMAPの歌声から学ぶ!歌唱力アップの方法。【歌声解説】【中居正広】【香取慎吾】

60.シンプルに歌を上手くする!テクニックを引き算する考え方

87.2.二の足を踏む声

なんか、小説のタイトルっぽい見出しですね。「二の足を踏む声」。
そうでもないか?

音を探っている例、もう一つ上げてみます。
こちら。

ちょっとわざとらしすぎたのですが、わかっていただけましたでしょうか。
はな屋の店先に」
いろんな花を」
という感じで、出だしの音がほとんど聞こえない。

ここまであからさまな感じはなかなかないですが。
現象としてはよくある現象です。

歌い出し、フレーズの始まり際でよくある現象です。
どの音程で、どの程度の音量で声を出せばいいのかわからずにちょっとずつ探ってしまうパターンです。

87.3.探ってしまう声の対処法

どうしたらええねん、ということなんですけど。

まずは、自分の歌声がそうなっていないかチェックしてみて下さい。
気付かないことには始まりません。

で、先ほど挙げたような症状になっている場合は。
そこだけをピンポイントで繰り返して練習すること。です。
あくまでピンポイントで、です。「はなやの」だけ、とかね。

このとき、ねらった瞬間にねらった音量、音程を出す、ということを念頭に。
初めは曲と合わさなくても、ゆっくりでもいいです。
とにかく、ねらった瞬間に声を出すこと。

それができたら、曲を通して歌ってみましょう。
一曲通した流れの中で、練習した通りに歌えたらOKです。

・・・なんだか地道な練習に見えますが、結局そういうことです。
歌が上手い人も、最初は地道に練習を積み重ねていっているものです。

87.4.どうやっても探ってしまう

何回やってもうまくいかない、という方。

歌うための筋力、体のバランスが整っていないということかもしれません。
無駄な力が入って喉声のようになっていることもあるかもしれません。

こちらの記事も参考にしていただけるかもしれません。

63.しっかりした歌声を手に入れたい!声の「支え」を使おう

また、地味な練習にはなりますが、
発声練習の音源などを使って、まずは単音をきれいに出す練習から始めたほうがいいかもしれません。
ロングトーンの音源などで、単音を安定して出すように練習するのが良いかと。

App1.発声練習のための音源まとめ

まとめ

ということで、音を探るクセ、ということを解説してみました。

いわゆる「歌が下手」と言われる状態の人は、この現象が起こっていることが多いです。
まずは自分がそうなっていないかを確認すること。
なっていたら、その部分だけピンポイントで修正してみること。

どうやっても直らない場合は、まずは単音が安定して出せるように練習しましょう。
地道な練習ですが、みんな最初はそこからです。


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